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メディックメディアの医学生応援サイト

2015/04/24
by medicmedia
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[発売告知]
『第109回 医師国家試験問題解説』4月29日発売!!

みなさん,こんにちは.
編集部のR.Aです.

このたび,メディックメディアの『回数別』シリーズの最新版
『第109回 医師国家試験問題解説』が4月29日に発売されます!

このメディックメディアの『回数別』シリーズは,
毎年多くの受験生から支持されている過去問題集です.

プリント

第109回医師国家試験を受験した受験生を対象に,
メディックメディアと国試対策予備校のメックが共同で行っている
国試後アンケート(有効回答数は受験生約2人に1人の4,199人)では,
なんと受験生の約87%がメディックメディアの『回数別』シリーズを使っていたという結果が出ています!

【Q】国試対策の問題集はどれを使いましたか?

109_QB_share

今日のメルマガでは,『第109回 医師国家試験問題解説』(以下,『109回』)の特徴と,
メディックメディアの『回数別』シリーズがこれほど支持されている理由についてお話ししたいと思います.

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2015/04/23
by medicmedia
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[5・6年生向け]国試体験記
「イヤーノート」で安定した2年間を
~実習・卒試・国試の安心材料に育てる(T大学 Sさん)

こんにちは,編集Aです.
新年度の生活も軌道に乗り始めた頃でしょうか.
最新の第109回医師国試受験生から,今年もたくさんの体験記をお寄せいただきました.
情報誌『INFORMA』や,このWEB INFORMA等々で,随時紹介していきます!

今日は,この時期に読んでおきたい体験記をご紹介します.
『イヤーノート』の共同購入をしたものの,どう使えばよいか…そんな方の参考になれば幸いです.

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2015/04/21
by medicmedia
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[お知らせ]Android版「mediLinkアプリ」リリースいたしました

Android端末をお持ちの皆様,大変お待たせいたしました.
4月20日,Android版「mediLinkアプリ」がリリースされました.
これにより,Android端末をお持ちの方も
「mediLink版イヤーノートアプリ」をご利用いただけるようになりました
対応端末はAndroidOS4.21以上のスマートフォン,タブレット端末です.

すでにiOSで「mediLink版イヤーノートアプリ」をご利用いただいている方も,
Android版アプリをダウンロードし,iOS版アプリと同じアカウントでログインすれば
いずれの端末でも「イヤーノートアプリ」をご利用いただけます.

2端末まで同時ログイン可能で,
・iPadとAndroidスマホ
・AndroidタブレットとiPhone
など,組み合わせは自由です.
(※WindowsタブレットやPC,Macではご利用いただくことができません)

こちら(Google Play)からダウンロードをお願いいたします.

◆「イヤーノートアプリ」のご購入・ご利用開始方法はこちらをご覧ください.

(営業部O)


2015/04/21
by medicmedia
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〔分析〕データでみる109回国試(その1)
今回の合格率・合格基準は?

こんにちは!編集部のM.Tです.

109回国試に合格されたみなさん,おめでとうございます.
研修医生活がスタートして,もう3週間が経ちました.
臨床研修は大変なことも多いと思いますが,
体に気を付けて頑張ってください.応援しています!

さて,新6年生のみなさん.先輩たちが受けた109回が
どんな試験だったのか気になりませんか?
国家試験について詳しく知り,本格的に試験勉強を始めましょう!
このメルマガでは「データでみる109回国試」と題して,
109回医師国試を分析し,今後どう国試対策していくのがよいか,
6回に分けて,これから皆さんと一緒に考えていけたらと思います!

■1985年以降,最高の合格率となった109回

1-1

109回国家試験は合格率が昨年と比べて0.6%上昇し,91.2%になりました.
これは医師国家試験が年一回実施となった1985年以降,最高の合格率です.

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2015/04/20
by medicmedia
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[4年生向け]
本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?その5

 

編集部のFです.
5回連載でお送りする「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」
今回は第5回です.過去の記事はこちら↓
その1 http://web-informa.com/cbt/20150407-2/
その2 http://web-informa.com/cbt/20150409/
その3 http://web-informa.com/cbt/20150413-3/
その4 http://web-informa.com/cbt/20150416-4/

 

◆過不足なくナットクできる解説

前回は,『クエスチョン・バンクCBT』(以下,『QB CBT』)の青字について
お話しましたが,コストパフォーマンスという点ではより重要なポイントがあります.
それは,『QB CBT』には解説が過不足なくちゃんと入っているということ.

皆さんも大学受験のときに経験したことがあると思いますが,
問題集や模試などの解説を読んでいるときに,
各選択肢が何で○なのか,何で×なのかが,しっかり書いていないとか,
問題の補足解説にあの図を入れてほしかったのに「ないじゃん!」って
思ったりすることがありませんでしたか?

医学の問題集でもそれはよくあります.
解説執筆者の数が多い分,解説の良し悪しのばらつきも大きいかもしれません.

こういったことがないよう,『QB CBT』は執筆者の原稿を医学生がチェックして,
わかりにくい,解説が足りないと思われる箇所については,
執筆いただいた先生に修正や加筆の依頼・提案をしています.

だから,解説が「過不足なくポイントをついている感じ」に仕上がりやすいのです.
解説だけでなく,問題に関連するまとめや図表などを掲載している
「基本事項」「補足事項」も,学生のリクエストをできる限り反映しています.

こうした工夫によって,ただ解説がわかりやすいだけではなく,
1つの問題で類題や応用問題にも対応できる知識がつくようにしたい,と考えています.

これが『QB CBT』における「コストパフォーマンスの良さ」の特徴の一つです.

 

◆繰り返し効果で記憶の定着率を上げる

もう一つ,「コストパフォーマンスの良さ」を意識した特徴があります.

『QB CBT』には,第3回で紹介した『レビューブック』シリーズや,
『病気がみえる』,そして『イヤーノート』の参照ページが記されています.
これは,解説の補足としてそれぞれの本の対応箇所を示しているわけです.

例えば病態生理は,選択肢の解説だけだと十分に理解できないことがありますね.
そういう時に,『病気がみえる』のリンク先を参照すれば,
すぐに『病気がみえる』で病態生理が確認できるというわけです.
この参照,できるだけやってみてください.

問題演習をきっかけとして,『病気がみえる』や『レビューブック』を見直すと,
そのページを見た回数が蓄積され,記憶が定着しやすくなるためです.
また,周辺知識も合わせて目を通しておくと,知識が広がります.
そういう知識が,CBTや国試で出題されたりするんですよね.

また,『QB CBT』は『病気がみえる』や『イヤーノート』の図版を,
数多く転載しています.
これも,『病気がみえる』で見た図版を『QB CBT』でもう一度見る,
『QB CBT』で見た図版を『イヤーノート』でもう一度見る,
というように繰り返すことで,記憶の定着を狙っているのです.

『QB CBT』の『病気がみえる』などへの「参照ページの明示」+「図版の転載」.
他書にはない大きな特徴として,使うたびに効果を実感できると思います.

『病気がみえる』など,せっかく買ってくだった本があれば,
CBT対策に連動するようにして,役立つ機会を増やしたい…
そういう意味でのコストパフォーマンスの良さですね.

国試版『QB』も同様に,
『病気がみえる』や『イヤーノート』の図版を数多く転載しています.
医学生の皆さんの4~6年生ライフにおける記憶の定着に,
地味ですがささやかに貢献していきたい…そんな感じです.

 

◆基礎医学も「臨床重視」

最後に,基礎医学にも触れておきましょう.
基礎医学ですが,あえて『病気がみえる』をお勧めします.
疾患各論だけでなく,解剖・生理など基礎の内容がまとまっているためです.

『病気がみえる』は,単に病気を解説するだけでなく,
基礎と臨床を結び付けてビジュアルで表現することを意識しています.
例えば解剖の章でも,解剖図の横に解剖図に対応する臨床画像を配置して,
その解剖が臨床で役立つことがすぐに意識できるようにする,
といったところにこだわっています.

こうした編集は,実習で役に立つ他,CBTでも有効と考えています.
臨床実習の仮免許試験であるCBTは,
基礎医学でも特に臨床に役立つことを出題したい(これ重要ですよ!).
だから,解剖を聞くときに解剖図ではなく,
あえて正常の造影像やMRI像を使って出題する,というようなことがあるわけです.

被殻の場所を答えさせる解剖の問題が,
脳のイラストではなく,MRIで問われる…なんてCBTでも国試でもよくあります.

実際,『病気がみえる vol.7 脳・神経』では,
臨床でその解剖知識が重要になるということが実感できるように,
大脳基底核の解剖の章では,解剖図の下に対応するMRI画像をつけるなど,
多彩な工夫を凝らしています.
実は,こういうレイアウトを決めるとき,
「CBTで的中させたい」と思いながら決めていたりするんです.

ちょっと脱線しましたが,重要なのは,
基礎医学も,臨床で重視されそうなテーマを意識しておくと,
CBTの得点が上がる可能性があるだけでなく,
臨床実習以降も必ず自分のためになるということです.
こういう勉強の仕方が,本当の意味で,
「コストパフォーマンスのいい」基礎医学対策だと考えます.

『病気がみえる』は値段も教科書の中では破格のはず.
いろんな意味でコストパフォーマンスがいいのではないでしょうか.

ちなみに,『QB CBT vol.1 基礎編』には,
「Lecture」という基礎医学のまとめページがついていて,
これがなかなか好評です.

「細胞小器官」「酸塩基平衡」「クエン酸回路」「発生」など,
読者アンケートで要望が多かった基礎医学の18テーマを,
図版やイラストを多用し,かみくだいて解説しています.
ぜひ一度,目を通してくださいね!

 

◆まとめ

さて,最後にCBT対策お勧め勉強法をまとめます.参考にしてくださいね.

●『QB CBT』は時間がなかったら「vol.2 臨床前編」「vol.3 臨床後編」「vol.4 連問編」を先にやる.「vol.1基礎編」は後でよい.
●『QB CBT』はvol.1~4を必ず復習する.時間がなければvol.2~4を優先.
●復習したら「vol.5 最新復元問題」をやる(2015年9月発売予定).
●参照ページを使って『病気がみえる』などもチェック.周辺知識を増やす.
●電車の中などでは『レビューブック』を活用.
●基礎医学では,臨床に直結しそうなものを意識的にチェック.

ついでに問題集の解き方も触れておきます.CBTだけでなく,国試対策でも同様です.

●問題集全範囲をなるべく早く1周し,試験の全体像をつかむ.
●自信を持って正解できた問題には○,間違えた問題には×,正解できたが自信がなかった問題に△を付けておく.
●復習として2周目を行う.時間がなければ×と△の問題だけやる.
●間違えた問題を反復し記憶を定着させ,全問自信をもって解けるようにする.

それではこの連載もこれで終わりです.
とにかくお伝えしたかったのは,
CBT対策を単に高得点を狙って闇雲にやろうとするのではなく,

(1)勉強時間
(2)得点効率
(3)記憶の定着
(4)CBT以降でも役に立つように!

の4つの観点からみて,本当の意味でコストパフォーマンスのいいやり方を考え,
取り組んでほしいということです!

転送は自由ですので,CBT委員の方は説明会代わりにご利用ください.
最後まで読んでくださった方,ありがとうございました.

(編集部F)


2015/04/16
by medicmedia
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金原出版創業140周年イベントのご紹介

こんにちは。編集部Uです。
今日は、医学書出版・金原出版様のイベントをご紹介致します。
著名な先生方のトークを聞けるチャンスですね。
首都圏にお住まいの方はご検討くださいませ。

◆有名ドクター集結! ここでしか聴けない内科診療秘話!!◆
——————————————————
創業140周年を迎えた金原出版では、目玉企画として
3冊の書籍を刊行!!
その出版を記念し、4/30(木)には
3書籍の編著者の先生方6名がコラボして講演会を開催!!
“ここでしか聴けない”、“すぐに役立つ”内科診療の
秘訣をお話しいただきます。

『プロフェッショナルが贈る!明日から役立つ 内科診療ベストライブ』
講演者:徳田安春、岩田健太郎、忽那賢志、國松淳和、佐田竜一、狩野俊和
場所:紀伊國屋サザンシアター(新宿南店)
日時:2015年4月30日(木)18:30~
料金:1,000円(税込)※約400席:全席指定です。

◆詳細はこちらより↓
https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20150325122500.html


2015/04/16
by medicmedia
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[4年生向け]
本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?その4

編集部のFです.
5回連載でお送りする「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」
今回は第4回です.過去の記事はこちら↓
その1 http://web-informa.com/cbt/20150407-2/
その2 http://web-informa.com/cbt/20150409/
その3 http://web-informa.com/cbt/20150413-3/

 

◆5年生になったらすぐ始まる国試対策.CBT時代から意識しておく!

前回は,疾患各論が一番重要であるということ,
そして『レビューブック』が便利ということをお話しました.

その中で,マッチング試験や国試といった6年生の話を強調してきたのですが,
2年先の話に実感を持てない方もいらっしゃるかと思います.

そこで今回は,前回と重複しますが,
CBT実施直後にあたる5年生の4月~5月についてお話します.

実はここ10年ほどで,医学生の国試対策が大きく変わっているのです.
かつては『クエスチョン・バンク』(以下,『QB』)などの国試問題集を購入し,
国試対策を開始するのは6年生になってから,という方が大半でした.

しかし,今は国試対策の早期化が起きています.
108回国試受験生では7割近くの方が5年生終了までに国試問題集を購入,
また受験生の4割以上,つまり5年生で問題集を購入した方の多くが,
5年生の4~5月に問題集を購入しているのです.
http://web-informa.com/blog/wp-content/uploads/8171d37139bb9744b8a4e818634abc92.png
※108回受験生4,398人,つまり全受験生の約50%からの回答.
ちなみに購入者の86.5%が『QB』を選んでいます.

これはなぜでしょうか?
原因には次のようなことが考えられます.

(1)臨床実習にあわせて国試問題集を解き始めるというスタイルが広まった.
(2)6年生の夏にマッチング試験があるため,6年生から勉強し始めると間に合わない.
(3)CBT対策によって知識がつくため,すぐに国試対策へ移行しやすい.

時代が変わってきているんですね.

まあ原因分析はこのくらいにして,
『クエスチョン・バンクCBT』(以下,『QB CBT』)の話をしましょう.

 

◆『イヤーノート』で青字の知識は『QB CBT』でも青字!

『イヤーノート』という書籍を知っていますか?
医学生のシェアがほぼ100%と言われる,医師国試のバイブル的存在です.

この『イヤーノート』,過去の国試に出た知識が青字になっています.
このため,6年生になると「その薬,『イヤーノート』で青字だよ」
というような会話を耳にするようになります.

それくらい,『イヤーノート』で青字の知識は,国試に出た知識,
今後も出るかもしれない知識として意識されるようになるのです.

ここで,本題の『QB CBT』の話です.
『QB CBT』では問題の解説などの文中で,
『イヤーノート』で青字になっている知識を,同様に青字にしているのです.

「えっ,それってすごいの?」という感じですよね.
別にすごいわけでもないのですが,これはちょっとしたサービスなのです.

無駄なく簡潔にポイントをついた解説が売りの『QB CBT』.
別に,CBTに出なくて国試で出るような,
細かい知識を増やしているわけではありません.
普通の黒字の記載も青字の記載もCBT対策上はみな重要です.

その中で青字というのは,「国試にも実際に出た!」ということを意味するわけです.
つまり『QB CBT』の青字は,CBTで出題されうるのはもちろん,
国試でも出題されたため,最も試験で出題されやすい重要な知識
ということを示しているのです.
だから,CBT以降もずっと役に立つ知識として,
強く意識して青字を見ておいてもらいたいのです.
強く意識することで記憶に残りやすくなるからです.

そして,その記憶は思いのほか早く役立つことが多い.

先程,CBT直後の新5年生の多くが4~5月に国試問題集を購入し,
実習にあわせて少しずつ解くようになると書きましたね.

『イヤーノート』の青字は国試の過去問で問われた内容ですし,
『QB』に掲載されている問題は国試の過去問です.

つまり,『QB CBT』の青字を意識しておくと,
5年生になったら使い始める国試版『QB』を解いている時に,
「あ,知ってる」という感じで解ける確率が増えるわけです.
その分印象に残る.記憶が定着しやすくなるのです.

『QB』はボリュームがかなりありますから,解けないとつらい.
でも解けるようになると,がぜん面白くなってきます.
『QB CBT』の青字は,5年生の4月から解き始める『QB』を解きやすく,
面白くしてくれるちょっとした工夫なのです.

ちょっと地味かもしれませんが,
これまでCBT対策をしてきた先輩の方々の声を拾って,
こういうサービス?を考えてみました.

ちなみに,マイナー科目のイヤーノートと言える『レビューブック マイナー』と,
『レビューブック 産婦人科』『レビューブック 小児科』の赤字(国試に出た知識)や,
公衆衛生のイヤーノートと言える『サブノート』の青字(同じく国試に出た知識)も,
『QB CBT』では青字になっています.
内科・外科以外で国試に出た知識も意識できるというわけですね.

*****

それでは今回はここまで.次回は最終回.
『QB CBT』のその他の特徴についてお話します.

(編集部F)


2015/04/13
by medicmedia
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[4年生向け]
本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?その3

編集部のFです.
5回連載でお送りする「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」
今回は第3回です.過去の記事はこちら↓
その1 http://web-informa.com/cbt/20150407-2/
その2 http://web-informa.com/cbt/20150409/

 

疾患各論におけるCBTとCBT以降での違い

前回は臨床系の知識,特に各論が最も多く問われ続けるという話をしました.
では,CBTと国試などのCBT以降では,各論の問われ方の何が違うのでしょうか?
当たり前の話ですが,それは問われる疾患の数と問われる内容の深さです.

CBTは各科の「代表的な疾患」しか問われないのに対し,
CBT以降は2軍・3軍レベルの疾患知識も要求されてきます.
ただし,CBT以降も「代表的な疾患」が最も重要なのは変わりません.

つまり,コストパフォーマンスのいいCBT対策をするなら,
CBTで出題される疾患と出題されない疾患を区別しておき,
常に前者を優先的に勉強するようにすればよいのです.

一例を挙げてみましょう.
Parkinson病とALS.どちらも国試では頻出の有名な疾患です.
しかし,Parkinson病がCBTに出題される疾患であるのに対し,
ALSは出題されない疾患なのです.

つまり,CBT対策を意識した場合,
Parkinson病により強く意識を払う必要があるということです.
学内試験ではALSも出題されると思いますので,勉強しないのは考えものですが,
時間が限られているなら,優先すべきはParkinson病なのです.

そして,こういったCBT疾患は,
CBTに出たから国試には出ない.などということはありません.
当然,CBT疾患は国試でも重要となります.
だから,4年生から6年生までの間に解く問題の数は,
Parkinson病の方がALSより多い,とイメージすればよいですね.

また,Parkinson病の方がALSよりも頻度が高いように,
CBT疾患はその科で遭遇する確率が高い疾患がチョイスされていますから,
実習や研修でも知識が生きやすい.
つまり,CBT疾患を勉強することは,国試に至るまで長期にわたって
「得点」や「経験」につなげやすいのです.

もう一つ.CBTと国試では,問われる内容の深さが違うと書きましたね.
一般に,CBTは浅い知識で解ける問題が多いです.

具体的に言うと,CBTの一般・臨床問題は,
基本的な病態や症状などの「病気の特徴」が多く,検査や治療の問題が少ない(浅い).
ただし,連問では基本的な検査や治療も問われていく(多少深い).

一方,国試は出題の多くがCBTよりもレベルが高く,
一部はかなりの難問が出題されます.

具体的には,「病気の特徴」だけでなく「検査や治療」が出題されることが多い.
しかも第一選択となる代表的な検査・治療だけでなく,
第2・第3レベルの知識まで出題されます.

それでは,CBT対策を効率よく行うためには,
CBTの多数を占める「浅い知識だけ」を勉強することが効率的と言えそうでしょうか.
これはちょっと違います.

理由は次の5点です.

(1)そもそも浅すぎる内容だけをまとめた本があまりない.
(2)CBTの連問(全320問中の80問)で得点しにくくなる.
(3)勉強が浅すぎると学内試験で勉強し直すことになり無駄.
(4)勉強が浅すぎると各科目の全体像がつかめず国試対策のスタートが切りにくくなる.
(5)5年生で始まる実習や国試対策にも結び付かない.

では,成書や『イヤーノート』など,
情報が十分詰まっている本を読めばいいのでしょうか.
これも違うと思います.それでは情報が多すぎるのです.

一つの科に時間を使いすぎると,
CBT本番までに時間切れとなり,臨床系の全科目を見通せません.
深すぎる勉強,細かすぎる勉強はかえって得点効率を落としてしまいます.
限りある時間で最大効果を上げにくいのです.
たまにハリソンで試験対策をしようとする方がいますが,
こういうタイプの人が,意外と国試に落ちてしまったりするのです.

確実に得点力を上げたいなら,

「まずCBTに出題される全範囲を素早く1周し,CBTのリンカクをつかむ」
「早く2周目(復習)に入り,知識を確実に定着させる」

ことが重要です.
おぼろげな記憶やあいまいな知識は,取りこぼしにつながるためです.

つまり,CBT対策だけでなく5年生以降も役立つ情報量でありながら,
記載が細かすぎず,時間を効率的に使って反復学習ができ,
記憶の定着に効果的な本があればいいということになりますね.

あるんです.
CBT対策にベストバランスな本,それは『レビューブック』です.

 

◆『レビューブック』シリーズで,CBT疾患を素早くチェック,インプット!

先ほど,Parkinson病はCBTに出題されるのに対し,
ALSは出題されないと書きました.
こういうことが手早くわかればいいのですが,
CBT疾患かどうかを確認しながら勉強するのは面倒です.

コア・カリキュラムをいちいち確認しながら勉強するのは手間がかかりますし,
出題基準に過ぎないコア・カリキュラムを見ただけでは,勉強にならず,効率が悪い.

『レビューブック』シリーズは国試レベルの疾患がまとまっていますが,
「CBTマーク」で,各疾患がCBT疾患であるか否かが一目でわかるようになっています.
CBT疾患だけを選び,勉強できるようになっているのです.
しかもポケットサイズですから,『病気がみえる』などと比べて持ち運びしやすく,
通学時などの空き時間を有効に活用できます.

『レビューブック』にまとまっている知識は,
国試合格ラインである「65~70%」を達成できるレベル.
国試対策は,いきなり高得点を目指し深いレベルで勉強するより,
まず65%レベルの勉強を終わらせ,残りの時間で深い勉強をした方が効率が良いのです.
下の記事で見られる学習曲線(勉強量と得点率の関係)の説明をご覧ください.
http://web-informa.com/books/20111011/

このレベルの知識のまとまり方が,
CBT対策に最も適しているのではないでしょうか.
特に,CBTの4連問は国試レベルの知識が結構問われるため,
CBT連問対策にとても威力を発揮すると思います.

CBT対策として十分量でありながら,国試の最低ラインまでも到達できる.
これだと,CBT対策として行った勉強が,
CBT後の実習やマッチング試験・国試対策につながり役立ってくれるのです.

一番重要な例を挙げましょう.
多くの医学生が5年生の4月~5月に
『クエスチョン・バンク』(以下,『QB』)などの国試過去問集を購入しています.

次の回で詳しく書きますが,実習にあわせて国試版『QB』を解くなどして,
早めに国試対策を行う医学生が増えているのです.
6年生ではマッチング試験も控えており,
希望の研修病院で研修するためにも国試対策を早めに始めた方がいい.
国試に受かるよりも,人気の研修病院に内定するほうがずっと難しいわけですから.

しかし,現実は厳しい.
実習で忙しい中,回っている科の『QB』を開いても,
国試はそれなりに難しいですから,解けなくてなかなか進まず,
その間に実習で回る科が変わってしまい,
また別の巻に手をつけて…という方がたくさんいらっしゃいます.

それだともったいない.
中途半端な勉強って結局何も頭に残らないと思いませんか?
だから,CBT対策に集中できる間に,CBTで高得点を狙う気持ちで,
CBT疾患に限っては,国試の合格最低レベルまで固めた方がいい.
そうすれば国試版『QB』が解きやすくなるので,実習と両立しやすくなります.

しかも,4年生のCBT対策で得た『レビューブック』の知識を,
国試版『QB』で復習することになるので,記憶に定着しやすくなります.
6年生になってから焦ってマッチング試験対策をやらなくてもよくなるわけですね.

また,『レビューブック』は基本的には国試対策書籍ですから,
当然,国試対策用としてCBT後も使っていくことができます.
電車の中で『イヤーノート』を読むのはまず無理ですが,
『レビューブック』なら,国試まで持ち歩けます.
この連載のテーマである「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」
うってつけといえますね.

『レビューブック』には以下のシリーズがあります.

(1)内科・外科
(2)マイナー
(3)産婦人科
(4)小児科
(5)必修・禁忌

国試の必修問題対策は6年生になってからで十分ですので,
CBT対策としては(1)~(4)をお使いください.

*****

それでは今回はここまで.
次回は本命!『クエスチョン・バンク CBT』についてお話します.

(編集部F)


2015/04/09
by medicmedia
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[4年生向け]
本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?その2

編集部のFです.
『クエスチョン・バンクCBT』(以下,『QB CBT』)最新2016版は,
「vol.1 基礎編」「vol.2 臨床前編」に続き,
「vol.3 臨床後編」「vol.4 連問編」が本日,発売となりました.
CBT2016_3ol CBT2016_4ol

書籍の内容について詳しくは,前々回の記事とホームページをご覧ください.

【前々回の記事】
http://web-informa.com/books/20150402-4/

【ホームページ】
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt1.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt2.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt3.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt4.html

5回連載でお送りする「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」
今回は第2回です.前回の記事はこちら↓
http://web-informa.com/cbt/20150407-2/

 

◆医学部4年生~研修医まで繰り返し問われることとは?

さて,
CBT→実習→国試対策開始→マッチング試験→卒試→国試

の流れの中で,基本的に繰り返し問われ続けること.
答えは当たり前ですが,「臨床」つまり,臓器別の総論・各論です.

例えば,内分泌であれば
(1)下垂体や甲状腺の解剖やホルモンなどの総論的知識
(2)下垂体腺腫やBasedow病などの各論的知識
が繰り返し問われるわけです.

そして,総論と各論では各論,
すなわち「病気の知識」の方が多く出題されるのです.
(神経や産科は例外的に総論的な知識もかなり問われます)

例えば,2年生から4年生までの学習の集大成ともいえるCBTは,
基礎医学が多く出題されるイメージが強いのですが,
基礎医学などの非臨床系の出題は35%程度にとどまります.
残り65%が臨床系の出題で,中でも疾患各論が最も多い.

臨床実習もベッドサイドが基本ですから,
『病気がみえる』『イヤーノート』にまとまっているような,
その科その科の各論的知識が最も重要となります.

医師国試もやはり各論が主役.
ガイドライン上,総論と各論は半々で出題されることになっていますが,
総論の問題,特に総論の臨床問題は,結局は各論的知識で解く問題がほとんどですので,
国試の65%は疾患各論の知識を使うとイメージした方がいいと思います.

卒試は大学にもよりますが,今は国試形式の試験を行う大学が多いので,
国試と同様と考えて問題ありません.

6年生の夏以降にあるマッチング試験は,病院によって傾向が異なりますが,
初めの「足切り用」として,国試的な知識を問う試験を行うケースが多くあります.
就職試験で医学知識を問われるわけですね.

つまり4年生の皆さんは,これから6年生の国試まで,様々な試験が続き,
臨床系,特に各科の疾患各論を中心とした知識が問われ続けていくのです.

ちなみに研修以降も,内科系に進む方なら認定内科医試験があります.

 

◆同じ時間を使うなら,基礎医学を軽めに,疾患各論を重めに

(1)臨床系(臓器別の総論・各論)は5年生以降も様々なイベントでずっと問われ続ける.
(2)CBTでも最も多く出題されるのは臨床系.中でも各論が一番多い.

この点をおさえると,自ずとCBT対策のポイントがわかります.

ずばり,「疾患各論に優先的に時間を使うと,得点効率が高いだけでなく,
マッチング試験や国試対策にも役立つため,無駄にならない勉強ができる」のです.

臨床科目は出断範囲も問われる知識も多いため,単に得点効率だけを考えれば,
一部の基礎科目や,公衆衛生の方がお得かもしれません.
でも臨床系のテーマ,とりわけ疾患各論は,CBT以降もずっと問われ続ける.
勉強が無駄にならないわけです.

このため,もし同じ時間を使うなら,
基礎医学や公衆衛生よりも,臓器別の総論・各論がよいというわけです.
これは,基礎医学などを勉強しなくていいと言っているわけではありません.
あくまで,優先順位の問題です.

だから,CBT対策に費やせる時間があまりない方は,
『QB CBT』の「vol.1基礎編」は後回しにして,
「vol.2臨床前編」「vol.3臨床後編」「vol.4連問編」を先にやってしまいましょう.
復習も,時間が限られてきたら臨床系を優先するのがよいと思います.

*****

今回は,CBT対策をコストパフォーマンスよく行うための基本の話をしました.
次回は,本当の意味でコストパフォーマンスのよいCBT対策を行ってもらうために,
メディックメディアの書籍がどういう工夫をしているかをお話したいと思います.

(編集部F)


2015/04/07
by medicmedia
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[4年生向け]
本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策とは?その1

編集部のFです.
『クエスチョン・バンクCBT』(以下,『QB CBT』)最新2016版は,
「vol.1 基礎編」「vol.2 臨床前編」が明日8日に発売となります.

CBT2016_1ol CBT2016_2ol
※「vol.3 臨床後編」「vol.4 連問編」は明後日9日に発売

書籍の内容について詳しくは,前回の記事とホームページをご覧ください.

【前回の記事】
http://web-informa.com/books/20150402-4/

【ホームページ】
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt1.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt2.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt3.html
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_cbt4.html

今回から『QB CBT』発売に合わせ,CBT対策開始前に知っておいてほしい,
「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策」について,
5回連載でお送りします.

昨年とほぼ同じ内容の記事ですので,
昨年読んだ方,CBTを受け終わった方はとばしてください.

 

◆早めに知っておきたいCBT

『QB CBT』が発売されますが,本格的にCBT対策を意識するのは,
まだまだこれからといったところでしょうか.

CBTというコンピューターを用いた試験と,
OSCE(オスキー)という実技試験があるのはもうご存知かと思います.
多くの大学はCBT・OSCEともに4年生の12月~翌年3月に行います.
(一部,別の時期に試験を行う大学があります)

このため,大半の医学生は4年生の9月くらいから,
『QB CBT』などの問題集を使い,CBT対策を始めるようになります.
※OSCE対策には『診察と手技がみえるvol.1』を使います
http://www.medicmedia.com/doctor/book/sin_vol1.html

そういう意味で,CBT対策の話をするのはまだちょっと早いのですが,
参考までに,ここでできるだけお話ししたいと思います.
「CBT説明会」として読んでいただければ幸いです.

さて,CBT・OSCEは5年生から始まる臨床実習で,
学生に認められた医療行為を行うための「仮免許」を与える試験です.
つまり,CBT・OSCEをパスできないと実習が必須になる5年生になれません.
実質的に,5年生になるための進級試験となっています.

ということは,点数を争う試験ではないわけですね.
大まかにいえば「受かればいい試験」といえます.

このため,CBT対策をさほど重視しない方もいらっしゃいますが,
その一方で,どうせ試験を受けるなら高得点をとりたい,
学年で上位になりたいという方もいらっしゃいます.

また,CBTの平均点が悪いと大学側も何かと困りますので,
学校全体で対策に力を入れる場合もあります.

いずれにせよ,今回の話はどちらのタイプの方にも参考になりますので,
目を通してみてください.

 

◆医学部4年生~研修医まで繰り返し問われることとは?

CBT対策が始まると,当然ですが皆さんは,
CBT対策のことを考え問題集を解きます.

でも,CBT対策のことだけを意識し,勉強するのは実はとてももったいないのです
できれば,5年生以降に立ちはだかるイベントにつなげていく意識で,
取り組んでほしいと思います.

その方が,あとあと「よかった!」と思うことがたくさんあるのです.
それはなぜでしょうか?

まず,CBT・OSCEとそれ以降の医学生・研修医の主要なイベントを見てみましょう.

【4年生】
12月~3月…OSCE・CBT

【5年生】
4月~5月…臨床実習開始.国試版『QB』などで国試対策開始

【6年生】
夏以降……研修病院マッチング試験開始(国試タイプの試験など)
秋~冬……卒業試験
2月………医師国家試験
4月………晴れて研修医に!

臨床実習だけでなく,人生を左右する?大イベントが目白押しなのですね.
こうしたイベントが,それぞれ全く違うことを問うものであれば,
かなりキツそうですよね?
でも,実際は違います.

CBT→実習→国試対策開始→マッチング試験→卒試→国試

の流れの中で,基本的には問われる範囲が共通しています.
それは何でしょうか?

答えは当たり前のことで,次に引っ張るほどでもないのですが,
長くなりましたので続きは次回にしますね.

(編集部F)