病院実習・マッチング の記事一覧
6年生のみなさん.
夏ですねぇ.
海,山,花火…そして,マッチングの季節ですね.
そのマッチングにおいて,重要なことの1つは「情報収集」です.
この病院では,どんな試験があるのか.どこが重視されるのか.
事前に志望する病院について調べて,相手を知っておくことはとても重要です.
そこで,みなさんが受けた病院,これから受ける病院,
特に,人気市中病院の試験情報をお持ちの方,
後輩たちのために教えてもらえませんか?
ちなみに,2009年度の全国市中病院の倍率TOP3は
1位:北野病院(大阪)
2位:横浜市立みなと赤十字病院(神奈川)
3位:三井記念病院(東京都)
となっています.
全国的には,首都圏・京阪神の人気が高いですが,
北海道の手稲渓仁会病院,宮城の気仙沼市立病院,
京都の洛和会音羽病院,鹿児島の今村病院,福岡の麻生飯塚病院,
沖縄の沖縄県立中部病院など,
地方中核病院も人気です.
特に,こういった地方中核病院の情報が少ないため,
どしどし,情報をお寄せください!
詳しいランキングはこちら.
http://www.medicmedia.com/doctor/informa37/#page=79
(PCのみ閲覧可能)
こういった超人気病院の試験情報は,志望する後輩はもちろん,
たとえそこを受けなくても,自分の志望する病院でも
同じようなことが聞かれるかもしれないため,大変参考になります.
お送りいただいた試験情報をINFORMAに採用された方には
1病院につき図書カード1,000円分を進呈します!
具体的には以下のような試験情報をお送りいただけると嬉しいです.
例えば,毎年,人気ランキング上位にきている,
かの日野原重明先生で有名な聖路加国際病院の2009年の場合.
〓〓 見本 〓〓
●聖路加病院の2009年の試験情報●
◆試験形態と試験内容
筆記試験(一次試験,足切りあり):
2時間で100問の多肢選択問題(内科系50問,外科系50問)
面接内容:個人面接.1人10分程度の面接を2回.
面接官は,1回目は上層部の先生3~5名,
2回目はコメディカルの方3~5名.
①聖路加国際病院を志望する理由
②聖路加国際病院で実習をした感想
③部活動について
④初期研修終了後の予定について
⑤学生生活で特に力を入れていたことは何か
⑥チーム医療について
◆後輩へのアドバイス
試験前の実習の評価が採用に影響するので,実習は意識的に取り組みましょう.
面接では事前に提出した資料(ネット上のアンケート含む)をもとに
色々な質問をうけるので,忘れずにコピーをとっておいて,
本番ではしっかり頭に入れてから臨むといいと思います.
——
その他,INFORMAに掲載された昨年の試験情報はこちら.
http://www.medicmedia.com/doctor/informa38/#page=79
(PCのみ閲覧可能)
まとめると,
筆記試験はどのくらいのレベルか.
筆記試験を乗り越えるためにはどのくらいの勉強が必要か.
足切りはあるのか.
面接官は何人いたのか.
どんなことを聞かれたのか.
面接の雰囲気は(穏やか,厳しい など).
グループディスカッションのテーマは.
来年受験する後輩へのアドバイス.
といった内容を書いてください.
1つの病院でも,3つでも4つでも,数は問いません.
試験情報をご提供くださる方は次の送信時の注意を読んで
メールで送ってください.
= 送信時の注意 =
■ 件名:“マッチング試験情報”と明記
■ メールでの入力,添付ファイル(Wordやシンプルテキスト)のいずれも可
■ 送信先:matching@medicmedia.com
※後輩へのアドバイスは150~200字ほど.
※ご提供くださった方のお名前は一切出しません.
それでは,多くの方のご協力をお待ちしています.
(編集部 W)
投稿:2010年7月30日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
こんにちは.K大学を卒業したIです.
私は昨年のマッチングで,無事に第一希望の市中病院にマッチすることができました.
もともとは大学に残ろうかな,とも考えていたんですが,病院見学でいろいろ見聞を広めていく中で,第一志望の市中病院がみつかりました.
私のマッチング体験をお話します.参考になれば嬉しいです.
1.情報収集について
最初のころはきっかけをつかみにくいですよね?
インターネットで病院のHPを見るのも手ですが,時間があれば「レジナビ」に参加することをオススメします.
「レジナビ」は,一度に開催エリアの病院を中心に多くの病院が集まり,研修担当の先生や研修医の先生と直接お話できます.
最初は興味がなかった病院でも,話を聞いているうちに興味がわいたり,思わぬところで他の病院の情報を聞けたりもできます.
また,全国から多数の医学生が集まるので,情報交換ができるいい機会になると思います.
ある程度の目星がついたら,「百聞は一見にしかず」.
病院見学に行ってみましょう!
2.病院見学について
私は5年の夏休みから長期休暇を利用して,病院見学や説明会に行きました.
足を運んだ病院は合計12施設です.
もっと早く動けばもっとたくさんの病院を見学できたのかもしれませんが,個人的には病院実習が始まった後での見学をオススメします.
というのは,早く見学に行っても「現場の雰囲気」や「自分の中の研修の基準」がはっきりつかめていないと,せっかく見学に行ってもその病院で自分が望む研修ができるかどうかが判断できないからです.
また,実習を経て「出身大学の雰囲気や研修の仕組み」がわかってくるので,見学した病院と比較して評価できる材料になると思います.
実習前に見学に行った病院の中で印象に残った病院がある場合は,実習が始まってからもう一度見学に行くというのもありだと思いますよ.
見学する診療科は勿論自分が興味のある科のほうが楽しいと思いますが,2回以上見学に行く場合は,内科系と外科系で見学することをオススメします.
外科系を見学することでope場の雰囲気がわかりますからね.
「外科の見学はしんどい…」という方には麻酔科で見学することを個人的にオススメします.
麻酔科だと,麻酔科自体の雰囲気だけでなく,ope場の設備やコメディカルの雰囲気,さらには各外科の症例数や実績など,1日で多くの話を聞くことができますよ.
3.採用試験について
私が受験した病院はすべて面接があり,中には小論文を書かせたり口頭試問があったりしました.
小論文のテーマや面接の内容や時間は勿論病院によって違うので,見学の際に研修医の先生に詳しく聞くことをオススメします.
(中には「面接」といっておいていきなり「感度と特異度の違いは?」と聞いてきた病院もあるので)
面接では履歴書の内容に沿って,メディクメディアの情報誌などいろんなマッチング対策特集で取り上げられているような質問(志望動機,将来の展望,自己アピール)は,どの病院でも聞かれました.
昨年は新型インフルエンザや『臓器移植法』改正など,特に医療報道に事欠かなかったですよね.
そういったニュースに対する自分の考えを求められたり,中には「あなたの嫌いなタイプの人間はどんな人?」という返答に困る質問もされたりしました.
日頃からアンテナをはっておくことが大切だと思います.
また,何個も病院を受けていると履歴書に書いた内容がごちゃごちゃになるので,書いた履歴書はコピーしておき,面接前にチェックするほうがいいですよ.
4.最後に
ある病院に見学に行ったときに先生が,
「採用する学生を選ぶ時の一番の決め手は『この人と一緒に働きたいかどうか』なんだよ」
とおっしゃっていました.
事実,私が第一希望にマッチした病院は見学には1回しか行ってないし,口頭試問は間違えてしまったので,なんでマッチしたのかは正直よくわかりません.
多分,見学や面接で自分の研修に対する熱意を伝え,自分らしく振舞ったことが病院側に受け入れられて「一緒に働きたい」と思って下さったからマッチしたのだと思っています.
マッチングは「医学生の就活」です.
真剣に取り組めばいい社会勉強になります.
しんどいこともありますが,諦めずに熱意を伝えればきっと採用してくれると思います.
皆さん,ベストマッチを目指して頑張ってください!
(K大学 I)
投稿:2010年5月28日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
A大学を卒業したFです.
私は初期研修先として,とりあえず大学病院を考えていたので,
大学病院,または大病院を中心に見学をすすめていきました.
大学病院だとマッチングでアンマッチになることは少ないと思っていたので,私にとっての病院見学は,見学自体が目的の病院見学だったようにも思います.
とにかく,医学生の病院見学は今しか経験できないことなので,積極的に病院見学に行ってみるのがよいでしょう.
いろいろと経験してみることがきっと今後の自分のためにもなるはずです.
1.病院見学を知る
まず,病院見学をしてみましょう.
「あまり早い時期から見学に行っても何やってるか分からないし,あまり意味ないよ」
などと言う人もいるかもしれませんが,私は早い時期から積極的に病院見学に行っていいと思います.
私は3年の冬が最初でした.
その時は地元の実家から一番近い研修指定病院でした.
何度も行ったことがある病院なので,なんとなく勝手が分かるし,出身地が近くと知れば病院の先生もよく接してくれるので,オススメです.
田舎で特に人気病院という訳でもなかったためか,見学申込みが希望日の1週間前ぐらいだったのにもかかわらず,快く受け入れてくれました.
何の臨床知識もなく,丸腰で伺ったんですが,最初はそれでいいと思います.
知らないことは丁寧に教えてくれますし,早い時期に見学に行くと,それだけでなぜかいろいろ褒められました.
ここでは,病棟業務や外来など病院の状況を実感することができました.
また,初めての医療者側としての病院体験は病院の裏側を知ったような感覚で純粋に楽しく,病院実習が好きになることもできました.
今後の勉強へのモチベーションにもつながりますし,ぜひみなさんにも早くに体験してほしいと思います.
2.病院見学を計画する
個人的に,病院見学はたくさん行った方がいいと思います.
自分は,トータルで4つの大学病院(出身大学を除く)と9つの市中病院を実際に見学しました.
効率よく見学をするために,計画は重要です.
でも,せっかく泊まりがけで遠方の病院を見学するなら,観光や,知人と合う時間も考慮して見学計画を立ててもいいと思います.
宿泊先確保も兼ねて夜間の救急当直もお願いする,というテクも.
実を言うと,遠方への病院見学では親しいセンパイや先生がいるから,周辺の観光がしたい,という裏目的もあったのです.
いつも一生懸命見学した後のお酒が美味しくて… (^^)
3.病院見学を実行する
実際の見学では,失礼のない程度で積極的に質問してみる,というスタンスで望むと良いでしょう.
下調べの段階で実際の見学を意識した質問を用意しておくと,先生と直接話できる機会に色々な話が聞けますよ.
1人の時間が持てたら,食堂や売店など,病院を色々と探検してみるのも楽しいです(迷子に注意).
4.さいごに
先に心に決めた病院があると書きましたが,色々な病院を見学して,あれこれ話を聞いたり比較したりしてみることで,心に決めた病院への理解も当然深くなります.
(いろいろ心移りして決めたならなおさらです)
そして,「その病院に行きたい理由」がだんだん固まってくるはずです.
マッチングの面接では必ず志望動機を聞かれるので,これはとても重要なことだと思います.
また,興味のある病院や診療科を複数見学しているうちに,自分が目指す医師像や,自己理解に関して考えることにもなるはずです.
みなさんも病院を通じて,自分を見つめ直して,最適な研修先を見つけていってもらえればと思います.
(A大学 F)
投稿:2010年5月18日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
こんにちは.編集Mです.
昨年8月,NHK BSの実験企画で
「総合診療医ドクターG」という番組が一回だけ放送されたのをご存じですか?
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20090818_doc.html
研修医が回答者になって,
進行役の医師が出題する症例ビデオを観たあとに鑑別疾患を挙げ,
ディスカッションした後に,追加ビデオをみて最終的な診断名を回答する
という知的医療エンターテイメントです.
研修医が本当に悩みながら回答するレベルですから,
一般視聴者は自分が解答を考えるというより,診断に行きつく過程を楽しむ,
という感じになるのですが,研修医や医学生はガチで楽しめたはず.
番組内でかわされる研修医と先生の会話は,臨床実習や研修レベルです.
しかも,お試し版の進行役の先生は,総合診療界の革命児,
スーパースターと言っても過言でない千葉大学教授・生坂政臣先生でした.
人選もばっちりです.
鑑別診断って結局,何百という疾患各論が頭に入っていないとできませんから,
一般視聴者は解答に参加できない.
だから,いくらなんでもシリーズ化されないだろうなぁ…と思っていたんですが…
なんと!この番組,好評につきシリーズ化されることになったんです!
すごいぞ,NHK!
第1回放送は,NHK BSハイビジョンで,3月29日(月)夜9時半~10時.
この話を聞きつけ,さっそく撮影現場に取材にいってきました!
僕が取材した回は4月後半の放送予定の回.
進行役は,生坂先生と双璧をなすスーパースターといってもいい,
福井県立病院の林寛之先生です.
「レジデントノート」や「研修医ご法度」,ケアネットのDVDなどで有名ですね.
出題された症例については書きませんが,
林先生のお話,ほんとうに勉強になりました.
日本の医学生は,疾患各論のインプットといったタテ切りの学習は得意でも,
鑑別診断の列挙など,症候から診断までのヨコ切りのトレーニングは
ほとんど積んでいません.
この辺が日本の医学教育の弱点といわれているんですが,
この番組,考えながら観れるので,こういう疾患想起のトレーニングにうってつけです.
特に林先生はERの旗手らしく,
症候から疾患を列挙するときも「よくみられる疾患」と
「頻度は低いが絶対見落としてはいけない疾患」を繰り返し強調され,
現場さながらの熱さで研修医にレクチャーなさっていました.
お試し版の回の生坂先生も,
「物をつかもうとするとき,小脳の障害なら,
目標に対して手はオーバーシュートする(目標を超えてしまう)けど,
この場合はそうじゃないから小脳は否定的だよね」
というような感じでぐっとくるポイントをどんどんしゃべっていました.
このレベルがこの番組では普通に展開されるんです.
研修医・医学生のための番組としか思えない「ドクターG」.
疾患各論が頭に入ってきた4年生,臨床実習中の5年生,
研修を意識してきた6年生,そして当直がドキドキの研修医…
どの段階でも楽しめると思います.
もうこれは全回録画して永久保存しておくしかありません!
BS観れない人は友達に頼もう!
毎週,NHK BSハイビジョン月曜夜9時30分から.毎週ですよ!!
第1回の放送予定
●進行役はまたまた生坂先生だそうです.必見!
●NHK BSハイビジョン:3月29日(月)夜9時半~10時まで.
●再放送は,翌日火曜日,7時~7時半まで.
●さらに再放送は,BS2で,木曜日20時~20時半など
とのことです.

第1回放送の様子です.楽しみですね!
(編集M)
投稿:2010年3月26日 カテゴリ:□ 研修医の皆様へ, 病院実習・マッチング
Comments: none
先日募集したマッチング体験記,早速ですが紹介します.
とても実践的な体験記を送ってくれたのは,E大学のペンネーム“よっしー”さん.
地方から関東の病院を狙っている4・5年生のみなさん,必読です.
☆☆☆☆☆
初期研修で有名研修病院でビシバシと鍛えられたいと思った地方大学の私は,関東の有名研修病院の受験にチャレンジしました.
その体験を報告したいと思います.
● 情報収集
情報は,マッチング関連の書籍も参考にしましたが,一番役に立ったのは部活で知り合った先輩や他大学の医学生の情報,そして何よりも実際に見学した病院の研修医の情報でした.
特に見学にいった際は,必ず研修医の先生に生活サイクル,研修の利点欠点は当然のこと,受験の際の注意点,そして筆記試験の過去問について必ず聞いていました.
私が志望した関東のS病院などは,筆記試験の問題数が多いものの,そのほとんどが過去問からだということで,何の情報も持たない私は研修医の先生の資料をごっそりといただきました.
本番では,関東の学生が先輩から代々伝わる過去問集を持っているのを見て,情報の大切さを思い知りました.
● 4年生・5年生のときに意識して取り組んだことは何か
私が受験した病院の中には見学の際の態度も採点されている病院もあり,最初は非常に緊張しました.
ですが,採点者が研修医の場合,みなさん好意的に見ていただき,全員に良い点数をつけるらしいのでそんなに緊張する必要はなかったと思います.
私は5年生の時に一度見学に訪れたのですが,関東の学生は学校のカリキュラムの枠内で長期にわたって実習ができる人もたくさんいたそうです.
地方の私はそれが不可能なので6年生の夏,試験本番の直前に再度実習をさせていただきました.
これは私がその時しか予定が空いていなかったということもあったのですが,病院の先生方から「試験受けるんでしょ?大丈夫?」とか,「試験は学生さんはみんな緊張してるけどリラックスして面白い話でも用意しといてねー」など,気にかけていただき顔を覚えてもらうには抜群の効果だったと思います.
● 病院見学はどれくらい行ったか
私は普段は実習に行くことが不可能だったので,5年のGW周辺や夏休み,春休みなどを利用しました.
その中で5つ6つの病院の中から受験しようと思う4つの病院をピックアップし,その中で気にいったS病院など2病院を6年生の夏休みに再度見学しました.
地方の学生はどうやら平均して4つ前後の病院を受験しているようです.
● どういう基準で病院を選んだか
私は研修病院としての歴史と実績があるといったことを第一に選びましたが,これは皆さんと同じだと思います.
私の場合,加えて以前から英語が上手になりたいと思っていたので,国際色があることを重視しました.
また,いずれがん診療に携わりたいと思っていたので,関東の大型がん診療施設に関係が近い病院であることも大きく考慮しました.
● 試験対策はどうしたか(英語対策はやった?)
試験は医学知識を問われる筆記と面接でした.
面接の内容はどこでも聞かれるような普遍的なものに答えられるように準備しました.
受験申し込みの際に志望動機など大抵のものは記載していたので,その内容を確認するだけでも十分だったと思います.
筆記はかなり量がありましたが,研修医の先生に頂いた資料で十分対応できました.ここは情報の差が大きく出るので,受験を考える際に必ず必要だと思いました.
● 希望の病院にマッチした決め手は何だったか
私が結果的にマッチした病院は非常に屋根瓦方式の研修が染みついた研修病院でした.
ですので,周囲とのコミュニケーション能力を問われることが非常に多く,選抜される中で重要な要素をもつと思います.
具体的には「あいさつ」「みだしなみ」「真面目さと愛嬌」だと思っています.
学力については高いほうがよいと思いますが,有名な研修病院であっても足切り的な要素が多いと思います.
ですので,ある程度の学力さえあればどんな病院でも受ける資格があるし,受かるチャンスがあると思いました.
● 面接で聞かれたこと,心がまえ
面接では普遍的な質問「志望動機」「見学時の感想」「他病院との違い」「周囲とのコニュニケーション」などといった普遍的なものと,差がつくようなチャレンジ質問「ここ最近で一番面白かった体験は?」「あなたはリーダーシップをとれる人間ですか?」などがあるともいます.
普遍的な質問にはしっかりと準備して答え,チャレンジングな質問には自然体で素直な気持ちを述べることを心がけました.
ここでも「真面目さと愛嬌」が大きくかかわってくると思います.
回答の内容そのものではなく,私たち受験者が発する雰囲気が回答の説得力に大きく寄与するのではないでしょうか?
● 最後に
地方から受験する際に大変だったのは
「情報の不足」
「見学,実習期間の不足」
この2点でしたが,重要なのは「情報の不足」を補うことだったと思います.
限られた時間で納得のいく病院を見つけるためにも,5年生時など早くからの情報の収集が不可欠だと思います.
最近ではインターネット上の個人のブログや掲示板でも情報はありますが玉石混合です.
やはり,顔の見える知り合いや,実際にマッチした研修医から聞く情報が一番だと思います.
☆☆☆☆☆
よっしー さん,どうもありがとうございました♪
体験者の生の声,きっと後輩たちの役に立つかと思います.
マッチング体験記は次回に続きます.どうぞお楽しみに.
(編集部 S)
投稿:2009年12月17日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
10/30の記事で募集した「マッチング体験記」,
今年もいろんな視点から,たくさんの体験記をいただきました.
どうもありがとうございます!
それでは,プレゼント当選者の発表です.
◆ プレゼント当選者発表! ◆
◇『病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症」 当選者 10名
○ S大学 れーじ 様
○ O大学 あちお 様
○ H大学 s5 様
○ E大学 よっしー 様
○ T大学 圭吾 様
○ N大学 まりっぺ 様
○ K大学 I 様
○ A大学 canterbury 様
○ H大学 ちょっとちょんまげ 様
○ K大学 ほうねん 様
おめでとうございます!
惜しくもプレゼントから外れてしまった人も,
採用分には図書カード3,000円分を進呈します.
当選者&採用者にはこちらからご連絡をさしあげます.
みなさんからいただいた体験記は,次回から順次紹介していきますね.
どうぞご期待ください!
(編集部 S)
投稿:2009年12月11日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
編集部Sです.こんにちは.
先月のメールニュースで募集をはじめたマッチング体験記,
多くの6年生から応募をいただきました.
今回は,書きたいんだけど,どうまとめたらいいかわからない!
とお悩みのあなたのために,一例として
ペンネーム“あちお”さんのマッチング体験記を紹介しちゃいます.
【マッチング体験記】マッチングを楽しむ!
ペンネーム:あちお(O大学)
自分は病院見学から採用試験と,マッチングを通して様々な方と知り合い,マッチングがつらいというよりは非常に楽しいものであったと感じました.
でここでは,自分のマッチングのポイントについて書こうと思います.
1.いろいろな病院に見学に行く
友達にもどこに病院見学に行くか聞き,自分が研修しようと思っている県と同じならば,そこで自分が研修を行う気がなかったとしても,見学に一緒に行くことにさせてもらいました.
こうすることで様々な場所に見学に行けますし,大学病院や他の病院の情報などを集めることができました.
自分は大学病院も含めて,7つの病院に見学に行きましたが,研修先として希望が強い場所には2~3の科の見学に行きました.
研修医の先生方や大学院生の先生方ともお昼の食事や見学後のご飯をご一緒させていただくことで,率直なお話や意見をお伺いすることができました.
2.学科試験
学科試験は,国家試験レベルのマルティプルチョイス形式の問題を課すところが多かったので,卒業試験や国家試験の対策で十分ですが,英語の医学記事の全訳などもありました.
英語を学科試験としていた病院では,英会話の勉強はしているかなどの質問も多く,英語能力を重視していることが感じられました.
3.面接試験
面接試験では,
●現在の新型インフルエンザ対策について,自分の思う問題点とその解決策を挙げよ.
といった時事的なことや,
●医師に最も必要とされるものは何か?自分の学生生活の体験と交えて話しなさい.
●学生生活で最も大変であったことと,そこから学んだことを話しなさい.
など,学生生活をいかに過ごしていたかも問われました.
また,
●自分が点滴をした患者さんが直後にショック状態となった.あなたはどうするか?
という,とっさの判断能力を問われるものもありました.
面接試験は正直に,素直な意見を自分の言葉で言うことが大切だと思います.
4.採用試験は場数を踏む
採用試験は場数を踏むことも大切です.
初めて受ける採用試験は緊張しますが,3つ目4つ目となるとリラックスして受けられます.
自分の本命の病院の前にどこか1か所は受験しておくといいと思います.
5.採用試験後にも見学を
採用試験受験後も見学に行くことで最後に自分を印象づけることができますし,自分が何番目位に登録されそうかをそれとなく探ることもできます.
6.最後に
マッチングではいろいろな人と知り合い,大変いい刺激になります.
他大学の人と休憩時間に話したりするととてもよい気分転換になります.
緊張もしますが,1つ1つの場所で新しいものをたくさん得られると思います.
マッチングを楽しむというくらいの気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか?
☆☆☆☆☆
どうでしたか?
“あちお”さんの体験記を参考にして,あなたもぜひ送ってくださいね.
なお今回のマッチング体験記募集ですが,
まだまだみなさんの意見を聞きたいので,
締切を11月20日(金)まで延長します!
詳しい応募要項は先週の記事をご覧ください.
http://web-informa.com/matching/20091030/
みなさんの体験記,お待ちしていま~す!
(編集部 S)
投稿:2009年11月12日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
早いもので,研修も半年を過ぎました.
今月は救急科と,週1回で麻酔科を回っています.
救急は内科と違い,
「緊急疾患を見逃さない」
「すばやく判断して行動する」
ということが大事な科です.
しかし,国試の文章ではすぐに分かった疾患も,
実際の患者さんを目の当たりにすると
分かるものも分からなくなってしまうものです.・・・私だけ?
【10月×日】
72歳の男性が,朝に血圧を測ったところいつもより低く,
さらに昼頃には60mmHg近くまで低下し脂汗をかいた,
と訴えて,救急外来を受診しました.
来院時は収縮期血圧が120mmHgもあり顔色も普通だったため,
迷走神経反射とかかなあ…,なんて思っていました.
しかし,患者さんが思い出したように
「そういえば,三日前から黒い便が出てたんですよ」と仰られました.
『それが原因だよ!!』と心の中で猛ツッコミです.
もちろん,ここで頭に思い浮かぶのは,
上部消化管出血→貧血→プレショックで血圧低下…というストーリーです.
採血をオーダーしたところ,
13g/dlあったHbが7.2g/dlまで低下していました.
さらに,直腸診ではタール便の付着を確認.
そのまま入院して,
上部消化管内視鏡を行い“出血性胃潰瘍”と診断しました.
低血圧が主訴でも上部消化管出血がある,
という教訓を得られた症例でした.
【10月×日】
51歳の男性が,仕事中に足に力が入らなくなり
椅子から立ち上がれなくなったため,救急外来に搬送されてきました.
到着した時は両上肢,両下肢の力が入りにくく,
時間を追うほどに弱くなっていっていました.
自発呼吸はあったものの,患者さんが「ぼーっとしてきた」と訴え,
このまま呼吸筋までやられてしまうのではないか,と焦る状況です.
なんとか自力で神経学的所見をとってみましたが,
腱反射は正常か低下か自信なし….
脳梗塞の可能性を否定するためにMRIを撮りましたが,
こんな時に限って何も病変はなし.
神経内科の先生に相談したところ,
「麻痺で大切なのは腱反射です.障害部位がわかりますから」
と言って,あっという間に腱反射の所見をとってくれました.
全身の腱反射は正常であり,
「この場合は,精神的なものか周期性四肢麻痺です」
とあっという間に診断!
「若い男性が飲酒したり,疲れた翌朝に全身の力が入らなくなる」
といった国試の文章なら分かったはずなのに!
…と,ちっとも思いつかなかった自分にがっかりしました.
皆さんは,実習の時に面倒くさがらず,
所見をとる練習をしておくことをオススメします!
(研修医 Y)
【関連記事】
Dr.Y の研修医日記 (4月)
Dr.Y の研修医日記 (5月)
Dr.Y の研修医日記 (6月)
Dr.Y の研修医日記 (7,8月)
Dr.Y の研修医日記 (9月)
投稿:2009年11月10日 カテゴリ:● Dr.Y研修医日記
Comments: none
編集部の S です.こんにちは.
6年生のみなさん,
10月29日(木)に発表されたマッチングの組合せ結果はいかがでしたか?
希望する病院にマッチできた人も,あんまりそうでもなかった人も,
ひと息ついて,いよいよ国試に向かってエンジンかけるぞ!
というところだと思います.
さてここで、メディックメディアからお願いしたいことがあるんです.
みなさんが体験したマッチング,
実は4,5年生の後輩さんたちにとってもだいぶ気になる話題なんです.
なんせ去年の「面白かった記事ランキング」では,
マッチング関連の記事を挙げた方が非常に多く,
実際に体験記を掲載してからも大きな反響をいただきました.
そこで,みなさんのマッチング熱が冷めないうちに
メディックメディアでは今年も“マッチング体験記”を大募集します!
特に,人気のあった病院を希望して,みごとマッチしたあなた.
その秘訣を,後輩たちに教えてもらえませんか?
テーマは何でもOKです.
これまで掲載した例をあげると…
● 情報収集はどうやってしたのか(使える情報ツールはコレだ)
● 4年生・5年生のときに意識して取り組んだことは何か
● 病院見学はどれくらい行ったか
● どういう基準で病院を選んだか
● 試験対策はどうしたか(英語対策はやった?)
● 希望の病院にマッチした決め手は何だったか
● 面接で聞かれたこと,心がまえ
● 小論文で出されたテーマ&対策方法
こんな感じで,次のマッチングに臨む後輩たちに,
直接役立つ情報や対策法を書いてください.
◆体験記が採用された方には,図書カード3,000円分を進呈します!
◆さらに,応募者の中から抽選で,11月17日に発売される
『病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症』 を10名
の方にプレゼントします!
紹介される体験記を書くコツは,自分の体験の中から,
みなさんの後輩たちの役に立ちそうなテーマに絞って,
具体的なエピソードを記すことです.
病院見学や実際の試験のときに,こんなことを聞いた,言われた,とか
本には書いてないけど,ここは気をつけて!,とか
自分の感情が動いた体験を,
極端でもいいので後輩たちに伝えて欲しいなと思っています.
ちなみに先輩方の残した記事例はこちら
● マッチングを有利にするために(K大学 morisonさん)
● まず行動!病院見学のすすめ(N大学 KENTAさん)
● 大学病院を攻略してみる (H大学 Pさん)
体験記を書いてくれる方は,次の要項をよく読んで,
メールで送ってくださいね.
= 応募要項 =
● ペンネーム(当選発表や体験記の紹介時に掲載します)
● 大学名(掲載時にはイニシャルになります)
● 体験記のタイトル
を明記してください.
= 送信時の注意 =
■ 件名:“マッチング体験記”と明記
■ メールでの入力,添付ファイル(Wordやシンプルテキスト)のいずれも可
■ 送信先:matching@medicmedia.com
※文字数は特に問いません.
※病院の名前は,実名を書いても,イニシャルでも,どちらでも結構です.
内容によっては編集部でイニシャルに変えさせてもらうことがありますので,
ご了承ください.
締切は【11月13日(金)午前10時まで】とさせていただきます.
当選した方にはこちらからご連絡し,お名前とご住所を伺います.
ではでは,ふるってご応募ください!
(編集部 S)
投稿:2009年10月30日 カテゴリ:病院実習・マッチング
Comments: none
今月は救急を回っています.
内科とはまた雰囲気が違っていて,気分一新で研修中です.
【9月×日】
救急外来の当番中,40歳代男性が救急搬送されてきました.
来院時は暴れっぷりがものすごくて,明らかな“不隠状態”でした.
若い患者さんが異常な精神状態にあるときは,
国家試験的に考えても,まず疑うのは“髄膜炎”です.
私たちもまず髄膜炎を疑い,抗菌薬を投与してから(←これが大事!)
頭部CTや髄液検査を行いましたが,その間も患者さんは大暴れ….
採血中に返り血を浴びせられたりしていました.
あわただしい中で,やっとのことで患者さんの家族に連絡をとり,
話を聞いていたところ,実はこの患者さんが免疫不全症候群(AIDS)で
内服加療中だったということが判明しました.
手袋をせずに患者さんに接触していたスタッフは,
みんな「えーー!!!」と衝撃を受け,しばらく立ち直ることができず….
うっかり患者さんの血液を触ってしまった人もいて,
感染率は低いとはいえ,手をよくよく洗っていました.
この患者さんは見た目には健康そうでしたが,
それでもどんな病気を抱えているか,分からないものです.
これを読んでいるみなさんも,実習で患者さんに接触するときには
必ず!感染の標準予防策は忘れないでくださいね!
【9月×日】
国試で“血球貪食症候群”というと,私にとっては
マクロファージが血球を食べている病理像が載っていて,
“血球貪食症候群”という診断名が選択できればまあOKかな,
というくらいの「点取り疾患」でした.
しかし,臨床で血球貪食症候群に遭遇したときは,
疾患の重症度によっては生死に関わる,とても大事な疾患です.
私がこのとき体験した血球貪食症候群の患者さんは,
最初は単なる感冒様症状で耳鼻科にかかっていたんですが,
あっという間にICU管理になり,
尿が出なくなり,
透析でも助けられず,
1週間ほどで亡くなってしまいました.
マクロファージがどんどん血球を食べてしまうために
汎血球減少が進み,多臓器不全によって死に至ったのです.
国試の「点取り問題」としか思っていなかった疾患が
生死を左右する状況を目の当たりにして,衝撃を受けた症例でした.
(研修医 Y)
【関連記事】
Dr.Y の研修医日記 (4月)
Dr.Y の研修医日記 (5月)
Dr.Y の研修医日記 (6月)
Dr.Y の研修医日記 (7,8月)
投稿:2009年10月20日 カテゴリ:● Dr.Y研修医日記
Comments: none