● QB の使い方 の記事一覧
(第1回の記事はこちら)
(第2回の記事はこちら)
◆ メリハリが大切!
――「4巻目のQB必修」!すごい言い方.でもその通りだと思う.
やっぱり国試対策後半戦の山は,なんといっても公衆衛生ですね.
……さて,これまでけっこういろんな話が聞けました.ありがとう.
ちょっと整理してみましょうか.
K:
だいたい僕の国試対策はこんな感じかな.
(1) まず『QB必修』を徹底的にやる.救急やマイナー対策をかねて.
(2) 消化器,循環器,呼吸器,神経はエース級.
小児,産科,内分泌は準エース級.
これらの『QB』は徹底的にやる.
(3) 婦人科,腎臓,アレ・膠・精神は頻出疾患を意識して効率よくやる.
(4) メジャーの『QB』(血液,感染症,中毒,救急,麻酔)と
精神以外のマイナーの『QB』は切る.
※ただし必修レベルの疾患は必修対策の中で徹底的にやる.
(5) 『QB公衆衛生』は徹底的にやる.
――徹底してますね.
K:
要するに,メリハリなんです.
全部をダラダラやるか,6割をしっかりマスターするか.
好みの問題ですが,私は全部をだらだらやる時間が無かったので,
「切るところは切る.抑えるところは抑える」を徹底しました.
やるべきことは,
● 合格するためには何が必要か.
(必修以外で,最終的に65%以上取ること)
● そのためには自分をどこまで高めればいいのか.
(実力で6割強解けるようになること).
ということを冷静に分析し,分析に沿って計画し,
そしてその通りに行動することです.
具体的にどれを切るかとかは,個人の判断でいいと思います.
でも,僕の方法は,全員に勧められるものかどうかはわかりません.
あくまで,医師以外の目標をみつけた僕が,時間がない中で,
「合格」という結果のみを追求した場合の医師国試対策パターンです.
医師という職業を目指す一般的な医学生にとっての国試の目的って,
本当は単に「合格」だけではないはず.
――これから,研修医として現場っていうあたらしいステージで働き,
あたらしいことを学ぶために,
机の上の勉強だけでも予めちゃんとやっておこう,
いままで学んだ知識を総整理しておこう,という意味もありますよね.
将来の目標によっても勉強法は変ってくるはず.
K:
そうですね.自分自身がどうするかは,自分で決めて欲しい.
具体的に「どれを切ろう」とか,「いや全部やろう」とか,
「この科はちゃんとやろう」というのは,個人の判断でいいと思います.
――うん.こういう人もいたんだ,っていうくらいで参考にしてもらえればいい.
あとは人それぞれですよね.
それでは,今日は本当にどうもありがとうございました.
K:
みなさん,国試勉強がんばってください.
医師として働く皆さんの人生が,
少しでも輝かしいものになることを祈っています.
◇◇◇◇◇
Kさんの話,面白かったですね.
でも,編集者である僕がみなさんに本当に知っておいて欲しかったのは
どの科目を切るとか切らないとかということではありません.
それは参考程度.
そもそもKさんと同じ方法をとったからといって,
みなさんが同じように70%取れるかどうかはわかりません.
知って欲しかったのは
「いままでほとんど勉強してなくて」
「学校の成績も悪くて」
「まだ『QB』もやってない」人でも,
“国試対策はまだ間に合う!”
ということなんです.
あきらめずに,自分の現状を把握して,
冷静に優先順位をきめて勉強してみてください.
あと補足です.
疾患という意味ではマイナー科目は,
重要なものは必修の範囲で問われますが,
聞かれる内容に違いがあることもあるし,
マイナーはインタビューでも話してあるように, 出るパターンが狭いので
やった分だけ得点アップにつながりやすいです.
放射線科はほんとうに「ほとんど出ない」ので切ってもいいと思いますが,
他のマイナー科は,過去5年分だけでもいいので,
『QB』をやっていたほうが安全だと思います.
特に「精神科」はマイナーのなかでも際立って出題が多いので,
要注意です.精神科だけは絶対に切らないで.
最後に,コストパフォーマンスという意味では,
小社の『レビューブック』メジャーとマイナーもオススメです.
机の上では,優先順位を決めて『QB』を解く.
移動時間など,ちょっとしたときに,『レビューブック』を繰り返し眺める.
というのがいいんじゃないでしょうか.
それでは,長~い記事で申し訳なかったですが,
最後まで読んでくださってありがとうございました.
国試ラストスパート,悔いのないように走ってくださいね!
(編集部 M)
投稿:2011年12月9日 カテゴリ:● QB の使い方
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◆ メジャーはエース級に集中攻撃!
――マイナー対策は,『QB必修』のなかでやるんだね.
じゃあメジャー対策はどうしたの?
コストパフォーマンスがいい方法ってあるの?
K: メジャーも全部やるのはしんどいですね.マイナーの比じゃない.
だから,コストパフォーマンスというキーワードで国試対策を考えたとき,
メジャー対策は最も重要なポイントだと思います.
まず,出題数が少ないメジャー科目に注目します.
――じゃあ,メディックメディアで調べた過去5年の 各科の出題割合があるから,
これを見ながら話そうか.

(クリックして画像を拡大)
K: まずは腎臓,アレ・膠,血液,感染症,中毒,救急,麻酔 に目を付けましょう.
出題数,少ないですね. 出題が少なすぎる中毒,救急,麻酔を切るのは当然.
中毒やこれにプラスして何を切るか?
僕のオススメは,「血液と感染症を切る」ことです.
――なんで?
K: この2つは出題数が少ないくせに,分量が多いからです.
しかも,血液とか感染症って,
目に見えない疾患が多くて,わかりにくいですよね.
だから,私はやりませんでした(笑).
――たしかに消化器に比べたらわかりにくいけど…(笑).
K: 自分にとって,その科が勉強しやすいか,勉強しにくいかっていうのも,
コストパフォーマンスを考える上では一応ポイントですね.
もちろん,血液や感染症が得意な人は,やってもいいですし, 繰り返しになりますが,
必修でカバーされている血液と感染症の疾患は ゼッタイにちゃんと押さえるんですよ.
――腎臓やアレ・膠はやったの?
K: 腎臓は出題数は少ないけど,重要疾患が少なくて覚えやすく,
コストパフォーマンス的に得だと考えたので解きましたね.
膠原病も同様の理由から解きました.
ただ,アレルギーとかはよくわからないので,
RA,SLE,MCTDなどの大切な膠原病だけをしっかり抑えました.
――これらはメジャーのなかでは,脇役みたいな科だよね. エース級の科はどうしたの?
K: エース級って,出題数が30題クラスある残りの重い内科ですよね.
消化器(消化管,肝胆膵),循環器,呼吸器,神経…
はっきり言って,超重要です.
全部やりましょう!
国試までの予定は「この残りの内科を中心にスケジュールを組む」 ことをお勧めします.
マイナー,血液,感染を省エネで乗り切ったのですから,
ここはがっつり抑えましょう.
得点源ってやつです.
特に,呼吸器はほかに比べて『QB』が薄いわりに 出題が多いのでオススメです.
大好きです.
これらエース級はゼッタイに妥協しないほうがいいと思う.
あと内分泌・代謝は準エース級なので,
ちゃんとやったほうがいいと思います.
◆ 小児・産科はエース級扱いで!
――小児・産科・婦人科は?
K: メジャーの中でも,小児科,産科は,時代の流れもあるのか,
エース級に匹敵する出題数の多さですね.
だから大事です.おさえてください.
一方,婦人科はけっこう落ちる.血液と同じくらいですね.
だから,メジャーな疾患だけしっかり押さえて,
マニアックなやつは流してもいいと思います.
僕なんか,ホウジョウキタイから下はみんなよくわからない.
「胎盤の病気だっけ?」くらいのレベルです.漢字もかけません.
出題されてもどうせ一題ぐらいだから,捨てました.
◆ 「実力で解ける問題」と「実力じゃないけど解けちゃった問題」
――なるほど.じゃあラスト,公衆衛生は?
K: 超重要!!
でも,公衆衛生の話をする前に,ちょっと一回脱線しましょう.
僕は,65%突破を考えるときに,国試の問題を
「実力で解ける問題」と「実力じゃないけど解けちゃった問題」
の2つに分けて考えます.
「実力で解ける問題」っていうのは,いままで話してきたように,
自分がしっかり勉強して,そのうえで自信を持って解答できた問題.
ぼくは,これが自分の得点のなかでだいたい60%くらいだと思う.
65%に届いてないですね.
でも国試は5択のマークシートだから,打率2割でヒットが打ててしまう.
60%自信を持ってとけたら,残りの40%のなかの20%, つまり8%は「実力じゃないけど解けちゃった問題」が出てくる.
つまり得点率は68%で,65%を超える.
――確かに.
でも今の国試は,まぐれで解けないようにX2が増えてきているし,
新傾向問題として「実力じゃないと解けない問題」が増えてくるよ.
参考
「103回国試から新形式が! これから必要なチカラって…?」その1
「103回国試から新形式が! これから必要なチカラって…?」その2
K: 確かに今後は,僕の方法だけだとちょっとキビシイ可能性もある.
でも,一応,6年間医学部にいて,多少は医学に触れていて,
実力じゃないけど「たぶんこうだろう」っていう感じのカンみたいなもので,
正解できることもある. 「まぐれ」じゃなくて「経験的なカン」っていうか.
臨床問題なんか,完全に「まぐれ」狙いで選択肢を選ぶことは少ない.
わからなくても「経験的なカン」を働かせているから,
実力とは言えないまでも「まぐれ」より正答率は高いはず.
こういう要素をひっくるめて,
「実力で解ける問題」を60%にすると68%くらい行く気がする.
実際,僕の得点は70%くらいでした.
◆ 『QB公衆衛生』は「4巻目のQB必修」!
――なるほど.それと公衆衛生はどういう関係があるの?
K: 公衆衛生っていのは,いわゆるサイエンスとしての医学と違って,
本当に知っているか,知っていないかの世界.
しかも学生時代ほとんど勉強しないし,しても,ほぼ忘れる.
忘れてなくても最新の情報じゃないと使えない.
「経験的なカン」が使えないんです.
だから知らないと本当に打率2割になってしまう.
しかも,必修にもけっこう出る!
必修8割を考えても,公衆衛生対策は手を抜けない.
――しかも,国試は一般と臨床が別々に採点され,
どっちも基準以上とらないとダメだけど,
公衆衛生って,一般でものすごく沢山でるから,
国試合格を考える上で,公衆衛生ってものすごく大きな山なんだよね.
一般1点,臨床3点っていう配点は必修以外では意味を持たないから,
公衆衛生をやらないとかなりの確率で一般落ちしちゃう.
僕はいつも学生に
「公衆衛生をなめたら国試は落ちる」って言ってるんだけど….
K: 確かに.公衆衛生は,カンでは解けない.
そして,沢山でる.最新の情報でないと意味がない.
でもパターンは決まっているから,やれば確実な得点源になる.
『QB公衆衛生』はめちゃくちゃ重要なんです.
僕は『QB公衆衛生』を「4巻目のQB必修」と呼んでいました.
——
(第3回に続きます)
投稿:2011年12月8日 カテゴリ:● QB の使い方
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こんにちは.編集部のMです.
国試までもうあと3ヵ月を切りました.後半戦が始まりましたね.
順調に対策している人なら,『QB』1周目が終わったり,
マイナー,公衆衛生,必修対策を意識しはじめたりしているかもしれません.
でも,やっと卒試も終わって秋からようやく本格的に『QB』を解き始めたという人も実は結構いるはず.
間に合うか心配ですか?
大丈夫.間に合いますよ.
これからはじめる,という人は,まず,
過去に「リンカクをつかんでから本気を出す国試対策」という記事がありますので,
これを参考にしてみてくださいね.
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その1
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その2
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その3
「リンカクをつかんでから本気を出す国試対策」は,
早くから国試対策をしている人から,わりと時間がない人まで,
ある程度広い層に参考にしてもらえれば,と思って書いた記事でした.
さらに前回,
「クエスチョン・バンクで一番コストパフォーマンスが良い科目は?」
という記事を書きました.
『QB』の掲載問題数やページ数と,
その科の国試での出題数を比較し,
CPの良い科と悪い科を分析してみたものです.
で,今回の記事は,いわばこれらの続編.
ほんとにほんとに時間がない人のための,国試最短距離突破法です.
題して「国試 捨てる技術!」.
昨年も配信したメルマガですが,例年大好評なため,今年も再放送版で送信いたします.
(前回の105回国試を踏まえて、僅かに内容を改編しています)
これは,医学部在籍でありながら,
医師とはまったく違う進路を志すようになり,
某難関試験突破を第一目標にしつつも,
医師国家試験も受験したというKさんのインタビューです.
Kさんは,国試対策の勉強をはじめたのが冬.
もともとの学校の成績もかなり下のほうだったとのこと.
にもかかわらず,第一志望の試験も,医師国家試験も,
一発で両方合格されました.
Kさんはどうやって国試対策をしたのでしょうか?
メディックメディアの近くのレストランでインタビューしてみました.
◆◆ キーワードはコストパフォーマンス!
――学校の成績はどうだったの?
K:
成績表の7~8割は「可」です.
3年生のときなんか,ほとんどすべてのテストで再試験になり,
留年しかけました.
退学しようとも思いました(笑).
たぶん学年のなかで最下層だったと思います.
――それはやっぱり医師とは違う別の進路を考えていたから?
K:
そうですね.医学部に入ったのはいいものの,別にやりたいことができて…
だから医学部の勉強に身が入らなかったんです.
で,そのまま別の試験を受けるための勉強をはじめたので,
ほんとに医学の勉強をしないままに6年生の秋になりました.
医学部自体は卒業しようって思っていたので卒試の勉強はしましたが,
国試の勉強には全然手がまわらなかったです.
――『QB』もやってない?
K:
10月が終わった時点で,
『QB』は内分泌の一般問題を4分の1終わっただけでしたね.
――そこからどうやって合格レベルまでもっていったの?
K:
まず考えたのが,65%を確実に取るということ.
合格最低限までもっていけばいいんです.
だって,国家試験は高得点を取ることが目的ではありませんから.
キーワードは「コストパフォーマンス」です.
ここでは,コストとは勉強に費やす時間のことを指します.
つまり,僕は国試対策をする時間がほとんどなかったから,
短時間で得点効果の高い科目を徹底的に勉強し,
そうでない科目は切ったんです.
◆◆ マイナー対策は『QB必修』のみでいきました
――具体的にいうと?
K:
まず『QB』を並べてみましょう.
多いですね.うんざりしますね.
だからうんざりしないように,
まずマイナーは新品のまま片付けてしまいましょう.
そのほうが中古で高く売れます.
――あーっ,それはかんべんしてくださいっ!!
そもそもマイナーは重要じゃないですか!
K:
えっ!まさかっ!!と不安に思いますよね.
たしかに「マイナーが重要じゃない」っていうのはマチガイ.
マイナーはコストパフォーマンスのいい科目といってもいいと思います.
でも,『QB』マイナーを解くのが「コストパフォーマンスがいい」かというと,
それはちょっと違うと思うんです.
――マイナー対策は『QBマイナー』を使わないってこと?
K:
そうです.もう一度,最初に戻りましょう.
国試に受かるには,
(1) 必修8割
(2) 禁忌肢を3問以上選択しない
(3) 一般問題を一定基準以上突破→例年だいたい65%
(4) 臨床問題を一定基準以上突破→例年だいたい65%
ですよね.
この4基準を確実にクリアすることを徹底するんです.
このなかで一番怖いのは必修.
必修はカンタンっていうけど,
8割を確実に取るっていうのは,かなり壁が高い.
だから,冬から国試対策をした僕がはじめにやったのは,
『QB必修』を徹底的に解くということでした.
必修っていうのは,医療面接みたいに必修独自のテーマもあるけど,
大半はメジャー,マイナー,公衆衛生のエッセンスで構成されている.
普通の一般問題や臨床問題の勉強にもなるわけです.
それに禁忌肢がでるのも,基本的には必修.
だから,まず必修を徹底的にやるということは,
必修8割をとれる力をつけると同時に,
残りの2,3,4の合格基準に関係する力もある程度つけられるんです.
――つまり,マイナー対策は『QB必修』でやるってこと?
K:
そうです.具体的に眼科を例に挙げましょう.
白内障や緑内障,糖尿病性網膜症なんかは,
眼科のエースみたいな疾患ですね.
これらを学ばないで国家試験に臨んだら,きっと落ちます.
でも,これらはみんな必修対策のなかで学べるんです.
――確かに,マイナーって,出題範囲数が多くない中で,
眼科だったら白内障や緑内障,糖尿病性網膜症みたいに
重要疾患は結局ほぼ毎年出さないといけないから,
マニアックな疾患ってメジャーに比べて出にくいよね.
K:
そう,その「重要な疾患」,「毎年出る疾患」っていうのが
必修のガイドラインに基本的に入っている疾患なんです.
だから,マイナーを勉強しないんじゃなくて,
重要な毎年出そうなテーマを選んでマイナー対策をやることが,
「コストパフォーマンスがいい対策」ということになる.
それが結果的に『QB必修』をやるということなんですね.
――つまり,まず一番怖い必修対策をする.
その中で一般,臨床,禁忌肢対策はもちろん,
マイナー対策もやるってことだね.
あと,救急なんかも必修でかなり対策できるね.
K:
基本的にはそうですが,一番重要なのが必修であっても,
必修だけやればいいということではありません.
さっき国試の合格基準を4つ示しましたが,これを別の言い方に直すと
1 メジャー65%
2 マイナー65%
3 公衆衛生65%
4 ただし必修に出るものは80%
5 禁忌肢は3問以上選択しない
という感じにもできますね.
マイナーは,各科で「繰り返し出題される」疾患数が少ないために,
必然的に必修対策をしっかり行えば,
普通の一般・臨床での得点も65%に到達しやすい.
でもマイナーが『QB必修』のなかで十分できるのに対して,
メジャーはそうはいかない.
出題されうる可能性が高い疾患の数が多い.
必修対策だけでは到底太刀打ちできないですね.
——
(第2回に続きます)
投稿:2011年12月7日 カテゴリ:● QB の使い方
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ご無沙汰してます.
編集部 S水です.
さて6年生は国家試験まであと4ヵ月を切りましたね.
5年生も実習が続くなか,そろそろQBを解き始めた人が増えてきたかと思います.
みなさん,国試対策の進行度はいかがですか?
どんどんQBを解き進めている友だちを尻目に,ドキドキしている方も結構いるのではないでしょうか.
国試対策の基本として「まず全体像を捉える」ことが
何よりも大切だということは,過去のメルマガなどで何度もお話してきました.
(まだ読んでいない方はぜひ以下の記事を御覧ください)
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その1
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その2
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その3
今回は,みなさんがより効率的に国試対策ができるよう,
もうちょっと各論的に「いま自分がどの科目をやるのが効率的なのか」
という面から分析した記事をお送りします.
題して「QBで一番コストパフォーマンスが良い科目は?」
これは,近年の国試での科目別出題割合と,
『QB』の掲載問題数およびページ数を一緒に見ることで,
改めて何科の勉強がコストパフォーマンス(CP)よいのか,
逆に何かの勉強がCP悪いのか,を考えるというお話です.
まず,過去5年(101回~105回)の国試における科目別の毎年の出題数と平均出題数を割り出してみました.

(クリックして画像を拡大)
1回の国試500問中,平均30題以上出題されたのが,
【循環器,呼吸器,神経,小児科,公衆衛生】
これらがエース級ですね.
続くのが平均20問以上出題された
【消化管,内分泌・代謝,産科,精神科】
といったところ.レギュラー級です.
逆に平均出題数が10問に満たないのは
【中毒,麻酔,整形外科,放射線科】ですね.
(「その他」的な医学総論はのぞいて考えています)
で,この各科の過去5回分の平均出題数を,
『QB』の掲載問題数で割って100をかけてみました.
この数値が高ければ高いほど,
その科の『QB』に掲載されている問題数は少ない割に,
国試にたくさん出題される,つまり,勉強の効率がよいというわけです.
今回はさらに,
「各科の過去5回分の平均出題数をその科の『QB』のページ数で割った値」
も出してみました.
この数値が高ければ高いほど,
その科の『QB』のページ数は少ない割に
国試にたくさん出題されるというわけです.
この,国試の平均出題数と『QB』の掲載問題数またはページ数の比,
つまり,国試と『QB』を相対的にみたコストパフォーマンスのよさを
ここでは,【 QCP 】 と呼ぶことにしましょう.
さらに,
『QB』の掲載問題数からみたCPのよさを 【 QCP-Q 】
『QB』のページ数からみたCPのよさを 【 QCP-P 】とします.
QCP-Q=(平均出題数÷QBの掲載問題数)×100
QCP-P=(平均出題数÷QBのページ数)×100
これらを整理してみたのが,次の表です.
【 QCP-Q 】 の平均は6.97,【 QCP-P 】 の平均は7.16ですので,
これを基準にして見てみてください.

(クリックして画像を拡大)
メジャーでは,「呼吸器」「神経」がQCP高いですねぇ.
特に「呼吸器」.
掲載問題355問にして,国試での平均出題数は32.6,QCP-Q 9.18です.
昨年の105回国試受験生の何人かが
「呼吸器は,頻出の割に『QB』が薄くCPよいから大好きです」
といっていたのですが,やっぱりホントにそうでした.
特に掲載問題が少ないわりに,国試での出題が多いわけですから,お得です.
過去問の類題も出やすいんではないでしょうか.
分量が多くて効率悪そうなイメージだった「神経」も実はCPはかなりいい.
掲載問題448問にして,国試での平均出題数は37.2,QCP-Q 8.30です.
また,国試での出題がとても多い印象がある「循環器」は,
掲載問題476問にして,国試での平均出題数は32.8.QCP-Q 6.89
実は「循環器」って,「神経」より『QB』の掲載問題数は多いのに,
国試の平均出題数は少ないんですね.
意外でした.
復習の時間が限られていて,苦手度合いが一緒なら,
「循環器」よりも「呼吸器」「神経」に
ウェイトをおいて復習するのがいいかもしれませんね.
ただ,実際は,内科・外科の中のエース級,レギュラー級は,
勉強しないなんてことはないから,CPにそこまでこだわる人は少ないと思います.
★ 内科・外科以外でCPがよいのは??
では,内科・外科以外の科はどうでしょう?
これらは,勉強する時間が限られてくるため,
CPが重要になってくるのではないでしょうか.
やっぱり効率のいい科を優先的にやっておきたいし,
優先的に復習したいですよね.
では,どの科が一番CPがよいか?
答えは,なんといっても「精神科」.群を抜いてます!
QCP-Q 10.37,CP-P 12.20,平均が約7点だから,
異常にCPがいいですよね.
QCP-Q 12.20も王者「公衆衛生」とその他的な「医学総論」を除けば
唯一の二桁台.
これだけ高いと,やれば確実に得点源にできるし,
過去問の類題も出やすいといえると思います.
マイナーやるなら(復習するなら),まず「精神科」から,ですね.
もちろん,マイナーの代表格,「眼科」「耳鼻科」も安定してCPいいです
(特に耳鼻科).
また近年は「泌尿器科」もCPが良くなってきました
そして,KING「公衆衛生」.何せ平均出題数61.4問!
内科・外科エース級のほぼ倍にのぼる出題数.
これでCPが悪いわけがない.
「公衆衛生」だけに,1問あたりの解説は内科・外科に比べ圧倒的に少なく,
だいたいどのページも1ページ内に2~3問掲載されているため,
『QB』1ページあたりのCPがとてもいいんです.
「公衆衛生」はなんと,QCP-P 13.74!
どれだけCPいいんだっていう話ですよ!
CPのよい「呼吸器」の倍近く,
CPのよくない「腎」や「血液」に比べると3倍近い得点効率のよさ!
「公衆衛生」やらないでいったい何を勉強するんだ,というくらいですね.
★ CPが悪い科はどれ??
では,CP王者を見たところで,
逆に,ここからはCPが悪い科は何かをみてみましょう.
「麻酔」「放射」「整外」はおなじみの「出ない三銃士」.
極論,『QB』やらなくてもどうにかなるかもしれません(笑).
切るならこの3つが最右翼というのは有名な話.
でも,今回,QCPを調べてみて,それ以外に意外な発見があったんです.
ノーマークだった科が実はかなりCP悪いことが分かりました.
…それは「婦人科」!
メジャー感がある「産科」に比べて,
「婦人科」,かなりCPが悪かった.
CPが平均よりちょっといいくらいの科,「眼科」と比べてみましょう.
「婦人科」は毎年平均で13~14題くらい出題されますが,
これは「眼科」も大体同じくらいです.
では,CPはどうなのか.
「婦人科」が,
掲載問題317問,ページ数313頁.QCP-Q 4.61 QCP-P 4.66
「眼科」は…
掲載問題181問,ページ数187頁.QCP-Q 7.29 QCP-P 7.06
なんと,同じ平均出題数でも,「婦人科」は「眼科」より相当CPが悪いのです.
よく見たら,「出ない三銃士」のひとつ「整外」よりCP低いじゃん….
これって婦人科のせいじゃなくって,
メディックメディアの『QB婦人科』の編集が無駄な問題まで入れてるせいなんじゃないの…??
なんて厳しいツッコミがでそうですので,ちょっとイイワケを.
『QB』は,過去10年の新しい問題を中心に編集し,
なるべくCPよく解けるよう工夫しています.
でも,古くても「解いておきたい」と受験生が思うような問題は残しています.
その代表格が「過去1題だけだけど国試に出た疾患」パターン.
こういう問題は,けっこう古くても,
国試のガイドラインにはその疾患の名前が書いてある限り,
何年か先に出題される可能性もあって,
削りにくいし,受験生は残して欲しがるものなんです.
婦人科は,特にこういう理由で削りにくく残した問題が多いという印象.
つまりガイドラインの項目数が多いわりに,
国試での出題は少ない科ともいえるかもしれませんね.
まあそれはさておき,
「婦人科」は,頻出である「産科」とあわせて勉強したほうが理解しやすいから,
「産科」はやるけど「婦人科」は別のときに後回しでやる,
っていう方法も取りづらく,かなりタチが悪い科といえます.
やらないわけにもいきませんが,
「婦人科」,少なくとも2周目は後回しにしてもいいのかもしれませんね.
…さて,今回はこうやって,
『QB』を解くうえでのCPのよさという,
やたらみみっちい視点で国試を分析してみました.
普通,結局は全部勉強するんですけど,
国試対策まだあまり進んでない人,勉強する気が起きない人,
「全部やってる暇はない!どの科を切ろう…?」なんて悩んでしまう人,
(ホントはそうならないように今がんばることが重要なんですよ!)
ぜひ,この 【 QCP 】 の表を参考にしてみてください.
次回はさらに時間のない6年生に,
ギリギリ国家試験合格のテープを切るための
裏ワザ的なお話をします.お楽しみに.
それでは,国試まであと3ヵ月とちょっと.
現役生は,ここから一気に伸びてきます.
模試の成績が悪くてもポジティブに前向きに,
そしてCPよく国試対策やっていきましょうね!!!
(編集部 S水)
投稿:2011年11月10日 カテゴリ:● QB の使い方
Comments: none
編集部Mです.
今年の『クエスチョン・バンク』シリーズは,新サービス “QBオンライン”をはじめたせいか,昨年を上回るペースで伸びていて,早くも品切れが間近となってきました.
『QB』をご購入くださった皆様,ほんとうにありがとうございました.m(_ _)m
今日は,この『QB』の特徴のひとつ,1周目問題についてのちょっとした小ネタを書かせていただきます.
というのも,1周目問題の選び方について,よく質問をいただくからです.

本当は『QB』を購入される方が最も多い4~5月に記事を書くべきでしたが,遅れてしまい申し訳ないです.
さて,このメルマガにお寄せいただいた感想から生まれた企画,1周目問題.
おかげさまで,先輩方からかなりのご支持をいただきました.
1周目問題がどうやって生まれたか,どうして僕が「リンカクをつかんでから本気を出す」という方法の方が効率が良いと考えるようになったかは,過去の連載をご覧くださいね.
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新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その2
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その3
さて,この1周目問題,
直近5年の過去問
+5年以上前でも1周目で解いておいてほしい問題
-直近5年でも悪問・奇問
で構成されています.
どうして「難易度」や「正答率」で1周目を決めず,上記のような選び方にしているのか,そうしたご質問に対する返答が,今回書かせていただくテーマです.
でははじめましょう.
いきなりですが,医学生はとかく忙しい.
臨床実習,レポート,マッチング対策,卒試,国試…
やることが目白押しです.
だからこそ,効率よく国試対策を進めたいもの.
では効率よい国試対策とはなんでしょうか?
これまで,「本当にコストパフォーマンスのいいCBT対策/国試対策とは何か」ということについて,色々書いてきましたが,その答えのひとつが,
「結局直近5年の過去問を先にやるのが結局一番いい」
という1周目問題のコンセプトなんです.
このように考えるようになったのにはいくつかの理由がありますが,
過去に書いたものは下記の記事を参照いただくとして↓
新・リンカクをつかんでから本気を出す国試対策 その3
ここでは,それに加えてみなさんに知っておいてほしい理由を書こうと思います.
「先に現実を知ったほうが,その後の勉強で国試に出そうなポイントを意識しやすい」
よくよく考えると,これに尽きるといってもいいくらい重要な理由です.
昔に比べれば難化している国試.
例えば臨床問題では,10~20年くらい前は,所見から診断名を問われるだけ(タキソノミー2型の出題)だった疾患が,今は所見から診断名を思い浮かばせた上で,その疾患の検査や治療が問われるようなレベルになり(タキソノミー3型の出題),
昔からタキソノミー3型で出題される疾患は,一番有名な検査や治療が問われるのではなく,第二第三レベルの検査や治療,病態生理や合併症など,より深い知識や理解が臨床問題でも問われるようになってきています.
また,選択肢が10近くある問題や,正しいものを3つ選べといった,あいまいな理解では解けない出題が増えています.
昔の国試が基本的・古典的な出題内容であったのに対し,過去問が広まって学生の国試対策が進んだ現在は,出題内容も難化してきたわけですね.
そのように国試が難化しているからこそ,対策のはじめは,基礎を固めるため,あえて昔の国試の古典的な基本的な内容を問う問題から解いたほうがいい,あるいは正当率が高い問題だけ先にやった方がいいと考える方もいらっしゃると思います.
この「簡単な問題」「古い問題(古典的な問題)」から国試対策を始めるという方法は,学習の本質の一側面は付いていると思うのですが,今の国試の傾向と,今の医学生のスケジュールを考えると,総合的には必ずしも効率がよいとはいえないのではないかと僕は考えます.
実は国試を意識して勉強し始めるときに「先に国試の難易度の現実を体感していたほうが,その後の勉強で国試にでそうなポイントを意識しやすく,実は効率がいい」と思うのです.
そこで,まず「現実」,つまり近年の国試の傾向をみてみましょう.
今の国試は,
(1)臨床実習重視.教科書に載ってなく,実際に実習でみたり学んだりするような知識が出題される.
(2)「直ちに行う検査・治療」などプライマリケア重視.
(3)臨床問題では単に診断を問う問題は減少し,診断を想起させた上でその疾患の検査や治療を答えさせる問題が増えている.
(4)疾患そのものの病態だけでなく,合併症や副作用など深い病態を問うこともある.
(5)一番代表的な検査・治療だけでなく第2第3レベルの細かい知識まで問う.
(6)問題形式もX2(2つ選べ),X3(3つ選べ)が増え,Kタイプというあいまいな知識でも回答できた選択肢形式は姿を消した.
といった特徴があります.
一言でいえば,教科書的な知識は正確さ・深さが要求され,それだけでなく教科書を読んだだけでは解けないような“臨床的常識”までが問われる,ということです.
こういった「現実」をあらかじめ,近年5年分をベースにした1周目問題で体感しておくと,5年生・6年生の学習の中で,「今の国試ならこういったことも出題してきそうだな」といった感覚が身についてくると思うのです.
そうなると,普段,臨床実習をしているときや,
『イヤーノート』や『病気がみえる』,『STEP』や成書を読むときも,意識が変わってくる.
国試的に出そうな情報に対し感覚が鋭敏になってくると思います.
たとえば臨床実習重視という国試の傾向を考えてみましょう.
近年は「この道具は何か?」というように,実習の場で見てなければ解きようのない問題が頻回に出題されます.
こういった現実を知らないと実習中の意識は鈍ったままですが,何問かそういう問題を先に見ておくと,実際に実習で目にする器具・機材の一つ一つが「国試に出るかも!」フラグが立ったようにみえてくるはず.
一段階二段階深い知識を問う問題や,選択肢が9個くらいある問題をみていれば,『病気がみえる』や『イヤーノート』を読むときでも,差が付くレベルの知識を覚えようとするはず.
一方,「初めは基礎固めに簡単な問題だけをやる」「正答率が高い問題だけやる」という考え方だと,臨床実習をしているときや,『イヤーノート』や『病気がみえる』,『STEP』や成書を読むときも,「ここまで問われそう!」という感覚が養われにくいと思うのです.
しかも,臨床実習はやり直しがききません.
あとから「もっと見ておけばよかった」と思っても遅い.教科書も何回も読み返せるわけではありません.
やり直しが効きにくいからこそ,まず敵を知ってから対策を練る.
これが基本と思います.
『QB』の1周目問題が近年5回を基本としている一番の理由がこれなのですね.
正当率が高い問題や難易度が高い問題のみを先にやるよりも,基本的な出題から難問まで,まんべんなく近年の国試の傾向を実感していたほうが,その後の勉強でポイントを意識しやすいのではないかと思うのです.
そのため過去5年分は正当率の低い難問でも掲載しているわけですね.
ただそれだけだとちょっと不完全.
頻出疾患は過去5年で1問は出題されますが,合否を分ける2軍レベルの疾患は,6~10数年に一度くらいの頻度で出題されます.
国試に出題されうると想定できる疾患は1問だけはみておいてほしいので,5年以内に出題されていない疾患でも,2軍レベルの疾患は,最低1問は1周目問題に入れるようにしています.
(本当に出ない疾患は入れていません)
その代わり5年以内でも合否を分けない悪問・奇問は削除しています.
1周目問題のコンセプト,理解していただけたでしょうか.
1周目問題は臨床問題・一般問題ともに設定してありますが,時間がない方は,一般問題の1周目問題は全部捨てて,臨床問題の1周目問題だけでも実習にあわせて解いておき,ミニマムエッセンスに目を通しておくといいと思います.
余談ですが,先に述べた「必修問題で実習時にみておくしかない機器の画像がでる」という件についてちょっとしたご報告.
今年『QB必修』を担当した後輩が,「国試に出る!医療器具セレクション」と称して,いろんな機器・道具の写真を集めて新付録として掲載してくれました.
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_his1.html
これらに関しては実習で見逃していても復活のチャンスがあるという…ニッチなところまで読者視点を貫いた企画であります.
まずは見てみてくださいね.
こんな画像も載せたら!というご意見がございましたら,メディックメディアまでお寄せください.
voice@medicmedia.com
最後まで読んで下さりありがとうございました.
(編集部M)
投稿:2011年10月25日 カテゴリ:● QB の使い方
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編集部のKです.こんにちは.
先日,QBオンラインの新機能をご紹介した際に,
最新の「105回問題」も追加したことをお知らせしましたね.
この105回問題についても
「分野別に演習をしたい」という声をいただきましたので,
本日より,分野別演習にも対応するようにバージョンアップしました.
●QBオンライン トップページ
http://qb-online.com/
ログイン後の検索画面で「問題形式・分野別演習」から「分野」を選んでください.
(プルダウンで「QB掲載章」→「分野」に変更)
あとは「国試の回数別」で「105回」を選択し,
「一般/臨床」「必修」「難易度」などを選んで,演習開始ボタンをクリックします.
105回の問題は,QBにはまだ入っていないので,
「QB掲載章」からの検索には引っ掛かりません.「分野」のみ検索できます.
この「分野」はメディック基準で分類したものです.
複数の分野にまたがる問題は,メインの分野ひとつのみ対応しています.
ご了承ください.
——
105回の収録はあくまでサービスですので,解説は載せていません.
解説は書籍の『第105回 医師国家試験問題解説』を使ってくださいね.
http://www.medicmedia.com/doctor/book/105kokushi.html
今後ともQBオンラインをよろしくお願いします.
(編集部 K)
投稿:2011年8月2日 カテゴリ:● QB の使い方
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編集部のKです.こんにちは.
台風が過ぎ去って,本格的な夏が始まる予感…
そう,国試対策のナツです.
そんな今週,『QB』5巻を買うと使えるWEBサービス「QBオンライン」に
新機能が2つ追加されました!
(QBオンラインの詳しい説明はこちら)
http://web-informa.com/books/20110411-2/
その1●「105回国試」の問題を追加しました
2月に実施された「105回国試」の問題は,今年版のQBに載っていません.
でもせっかくのWEBサービスなのだから,
最新の問題が解けないのは,何だか寂しいですよね.
ですので,サービスとしてWEBで解けるようにしました.
105回国試は,問題と正答を収録していますので,
演習は普通にできるようになっています.
ただし,解説は載せていません(103回,104回もです).
解説は書籍の『第105回 医師国家試験問題解説』を使ってください.
http://www.medicmedia.com/doctor/book/105kokushi.html
先輩たちの85%以上が使った過去問シリーズです.
その2●「疾患・テーマ検索」機能がつきました
「疾患・テーマ検索」とは何か?
もともとQBオンラインには「全文検索」機能がありますが,
問題文や解説のどこかに検索キーワードが入っていると,
その問題がすべて検索に引っかかってきました.
たとえば「Parkinson病」の問題だけ解きたいと思っても,
まったくの当て馬選択肢で「Parkinson病」が入っている
ぜんぜん違う疾患がテーマの問題まで検索されるわけです.
そこでメディックでは,80回以降の国試をすべて再チェックし,
本当にその疾患・テーマを聞いている問題だけを検索できるようにしました.
実際の使い方を見てみましょう.
QBオンラインの検索画面で「疾患・テーマ検索」のところに
検索したい疾患名を入れてみましょう.

「疾患の候補を表示」をクリックすると,
検索した単語を含む候補が表示されます.

これで,例えば「non-Hodgkinは解かなくていいや」と思ったら
チェックボックスのチェックを外してください.
で,確定ボタンを押すと,

80~105回で問われたHodgkinリンパ腫の問題は10問,
という結果になりました.
この「疾患・テーマ検索」で検索できる疾患リストはこちら.
http://qb-online.com/QB3/keywords.html
さて,疾患候補の右側についている「★」は何でしょうか?
これがレビューブックやQBに載っている「メシュラン」,
つまり国試の出題頻度で疾患を★~★★★に格付けしものです.
★が多いほど,国試に問われやすい,ということ.
どの疾患を優先すればよいかの指標にしてくださいね.
——
QBオンラインを使ってみて感じたこと,
もっとこんな機能がほしい,などご意見がありましたら,
QBオンライン係 qbonline@medicmedia.com
までメールを送ってください.
今後ともQBオンラインをよろしくお願いします.
(編集部 K)
投稿:2011年7月22日 カテゴリ:● QB の使い方
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編集部S水です.こんにちは.
メックとメディックメディアが行った国試採点サービス,
おかげさまで約5,900人のみなさんにご参加いただきました.
さらに,採点サービス後のアンケートも,
3,362人もの受験生に答えていただきました.ご協力ありがとうございました.
アンケートでは,受験生のみなさんがどのように国試対策を進めてきたか,
書籍ごとに細かく聞いていきました.
今日はそのうち,問題集についての結果を紹介していきたいと思います.
【Q1】
あなたが使っていた国試過去問題集はどれですか?
ずばり,結果はこちら!

『QB』を使って勉強した人は,
昨年の結果(82.3%)よりなんと2.6ポイントも増えて84.9%でした.
「どちらも使った」人を含めると,93.0%の人が,
一度は『QB』を使ったことがある,と答えています.すごい…
これだけ多くの人に支持されていること,本当にありがとうございます.
【Q2】
過去問題集の各巻をどのタイミングで購入しましたか?
結果はこちら!

4巻以上の「まとめ買い派」が69.8%,「1巻ずつ派」が30.2%でした.
まとめ買い,意外と多い…!?
昨年(65.3%)と比べても,まとめ買い派が主流になっているのがわかります.
共同購入がよく行われている大学と,
実習ごとに購入するのがキホンになっている大学とがあるようですね.
【Q3】
過去問題集を購入した,または購入しはじめたのはいつですか?
結果はこちら!

「5年生の4~5月」に購入した人が49.0%と最も高く,
5年生全体を合計すると,
74.0%の人が「5年生で過去問題集を買う派」でした.
「6年生で買う派」は20.9%.
やはり,「5年生の4-5月で買う」というのが最も主流なのは変わらないようです.
また,5.3%の人が4年生のうちから購入しています.
買った人の声を聞いてみると,「早めに対策したくて」,
「学内試験にQBが使われているから」などといった理由がありました.
【Q4】
過去問題集を定期的に解きはじめたのはいつ頃からですか?
結果はこちら!

「実習に合わせてその科ごとに解いていくよ」派と
「国試に照準を合わせて6年から解いてきます」派に分かれるようです.
でもやっぱり,4-5月から解き始める人が多数派(41.7%)ですね.
新たなコンテンツ「QBオンライン」が加わり,
さらに進化した『QB 2012』は,『vol.1』~『vol.5』まで,全巻が発売中です.
5年生・新6年生のみなさん,このアンケート結果を参考に,
ベストなタイミングで過去問題集を使っていってくださいね.
【関連記事】
さらに進化した今年の『クエスチョン・バンク』の改訂ポイント
http://web-informa.com/books/20110228-2/
『クエスチョン・バンク』の特徴分析:
国試問題集は「科目別」に分冊がよい?
http://web-informa.com/books/20110223-2/
投稿:2011年4月22日 カテゴリ:● QB の使い方
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編集部のKです.こんにちは.
新学期のこの今,みなさんどの大学でも,
国試の過去問集をどれにしようか検討している最中だと思います.
どれにするかといっても,現時点では,
『クエスチョン・バンク(QB)』を含めて2種類の過去問集しか出版されていません.
つまり,どちらの問題集にするか,を検討することになります.
― QB, or not QB:that is the question.
特に5年生のみなさんは,国試とはどんなものか,
国試対策をどのように進めればよいか,なかなかイメージがつかめず,
どの問題集にするか決めかねている人が多いのではないでしょうか.
そこで,判断材料の一つとしてもらうために,
『QB 2012』から新しい特典となった「QBオンライン」のことをお話します.
これまでもメルマガ等でお伝えしてきましたが,
WEB国試演習サービス「QBオンライン」には,主に3つの特長があります.
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(1)10,000題の過去問をWEBで解ける
(2)問題をシャッフルして解ける
(3)間違えた問題・自信のない問題だけを解ける
________________
その他の機能はこちらの記事を読んでください.
http://web-informa.com/books/20110217-2/
“問題のシャッフル”なんてそんなに便利な機能なのか…
5年生の中には,いまいちピンとこない人もいますよね.
でもこれは,6年生になって,
初めて本当に威力を発揮する機能なんです.
書籍の『QB』は科目別に巻が分かれていて,
さらに疾患ごとに問題が整理されています.
初学者が国試の傾向と全体像を把握しながら学習していくには,
この編集方針が最善だからです.
このため,かつて問題をランダムに編集していた他社の問題集も
現在は疾患別に整理されています.
ただ,この編集方針には1つ弱点があります.
過去問集というのは1周するだけで終わりではなく,
解けなかった問題を中心に,2周3周と復習するのが一般的なのですが,
2周目3周目には,問題の並びで大体の診断名や答えがわかってしまう,
ということがあるのです.
(この問題点は,QBだけではなく,他の問題集でも同様です)
実際の国試では,科目や疾患は整理されずバラバラに出題されますから,
2周目,3周目の復習の際は,疾患別に整理されていると
物足りなくなってしまうことがある,というわけです.
そこで「QBオンライン」の登場です.
「QBオンライン」では,科目・問題形式・国試の回数などを選んだあと,
それをシャッフルして解くかどうかを選ぶことができます.
(サンプル画面)
http://qb-online.com/QB3/index-00.html
QBの章を選んでシャッフルすることも,
章に関係なく科目を選んで(消化器の章+小児科の消化器など)
シャッフルすることも,どちらも可能です.
どの順番で出てくるかわからない状況にすることで,
国試当日に近い感覚でトレーニングすることができるわけです.
事実,現在までに「QBオンライン」にログインした人のうち,
6年生が2/3を占めています.
『QB 2012』を購入した人は5年生のほうが多いことを考えると,
やはり6年生になって「QBオンライン」の必要性に気づく,
ということが言えそうです.
5年生のみなさんには,巻数や価格に惑わされずに,
国試前に何が必要になるのかをよく見極めて,
購入する問題集を決めていただきたい,そうお願いします.
◆QB 2011購入者向けライセンス販売について◆
これもメルマガ等でお伝えしていますが,
昨年の『QB 2011』を購入された新6年生のために,
来年3月まで限定で使える「QBオンライン」のライセンス販売を予定しています.
http://web-informa.com/books/20110301/
準備を現在進めているところですが,
この度の震災の影響で,カード会社の認証手続きが遅れており,
ライセンス販売の開始時期が少し遅れております.
お待ちいただいている皆さんには誠に申し訳ありませんが,
遅くとも4月中には販売開始ができるよう,進めてまいります.
詳しい購入方法が決まり次第,すぐにお知らせします.
どうぞよろしくお願いします.
(編集部 K)
【関連記事】
QBの特徴分析:
国試問題集は「科目別」に分冊化がよい?「正答率」で分冊化がよい?
http://web-informa.com/books/20110223-2/
投稿:2011年4月11日 カテゴリ:□ 新刊・改訂案内, ● QB の使い方
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編集部のKです.こんにちは.
今日はちょっと大事なお話ですので,新6年生の方はよく読んでください.
連日お伝えしている新しい『QB 2012』の特典「QBオンライン」ですが,
「早く使ってみたい!」という声をたくさんいただいております.
どうもありがとうございます.
でもそれ以上に,
「私は昨年,5年生のときに前年度版『QB 2011』を買ったのだけれど,
何とかして1年間でいいから,QBオンラインを使うことはできませんか?」
という新6年生からの問合せも多数いただきました.
「お金がかかってもいいから使いたい」という声も数多く届きました.
確かに,これは「QBオンライン」の企画段階から検討されていたことで,
1年前に購入した6年生にとっては,ちょうど“狭間の世代”となってしまい,
「なぜ使えないの?」という要望が生じることは,編集部でも議論されてきました.
しかし,既にQBを購入した方にQBオンラインを使ってもらうには,
購入証明をどう取るのか,決済をどうするのか,使用期間をどう設定するのか,
などの課題が多く,問題なく運営できる有効な手段がありませんでした.
それでも,検討を続けてきた結果,
ようやく「ライセンス販売で対応する」という方法で,
いくつかの問題点をクリアできる見通しが立ってきました.
そして,『QB2011』を既に購入された新6年生に限り,
「QBオンライン2012」のライセンスを,1年間限定で販売することに致しました.
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QBオンライン 新6年生向けライセンス販売の内容
_____________________
●ライセンス価格 1人3,150円(予定)
●有効期間 2012年3月31日まで
●購入方法は後日お知らせします
_____________________
つまり,「6年生を卒業する3月まで有効」ということです.
「3,000円」と有償にさせていただいたのは,
本来『QB 2012』の購入特典として企画されたことと,
ライセンスの追加に費用がかかることを考慮した結果です.
詳しい購入方法が決まり次第,メルマガやホームページでお知らせしますので
『QB 2012』を購入する前に,いま少しお待ちください.
どうぞよろしくお願いします.
◆ QBオンラインとは ◆
QBオンラインで何ができるのか.簡単にいうと,3つの特長があります.
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(1)10,000題の過去問をWEBで解ける
(2)問題をシャッフルして解ける
(3)間違えた問題・自信のない問題だけを解ける
________________
他にもいろいろできるのですが,詳しくは前回の記事を読んでみましょう.
http://web-informa.com/books/20110217-2/
ただし,制限されていることもあるので,その点はご注意ください.
【1】 近年3回分の問題は解説がついていません.
(回数別の国試解説の購入をお願いします)
【2】 解説がFlashで表示されるため,iPadなどでは解説が表示されません.
(問題を解くことはできます)
◆ 詳細は後日お知らせします ◆
現在,どのように「ライセンスの購入」をしていただくか,
販売システムの調整をしております.
なるべくみなさんにとって手間のかからない方法にしますので,
いま少しばかり,お待ちください.
購入方法の詳細が決まりましたら,
メルマガ,ホームページなどでお知らせします.
どうぞよろしくお願いいたします.
(編集部 K)
◆◆関連記事◆◆
緊急告知!『QB 2012』を5巻そろえると,
WEB国試演習サービス「QBオンライン」が使えます!
http://web-informa.com/books/20110217-2/
投稿:2011年3月1日 カテゴリ:□ 新刊・改訂案内, ● QB の使い方
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