● 公衆衛生 の記事一覧
6年生のみなさん,こんにちは.編集部のKです.
もういくつ寝るとお正月…を通りこして,国試のことが気になる冬.
手をつけなければならない科目があります.そう,「公衆衛生」です.
「でもまだメジャーが片付いていないし,直前にササッと解いて終わらせるよ」
う~ん,それ,キケンです.
公衆衛生が国試でどれだけ出るのか,お話ししますね.
◆ 一般問題に占めるウエイトに注目 ◆
国試で最も出題される科目,それは「循環器」でも「神経」でもありません.
「公衆衛生」です.
公衆衛生は毎年,平均で60問程度出題されます.
国試が全部で500問ですから,12%を占めるわけです.
105回は公衆衛生が57問出題されました.(カウントは弊社基準による)
その内訳は,
●一般問題…42問!(一般全体の21%)
●必修問題…9問!(必修全体の9%)
●臨床問題…6問!(臨床全体の3%)
特に一般と臨床に占める割合が大きいことがわかりますね.
「でも,一般問題は1問1点だから,1問3点の臨床問題,
つまりメジャー科目のほうに力を入れるほうがいいですよね?」
いえいえ,それは落とし穴です.
次の表で,国試の配点を復習しましょう.

医師国試では,(1)必修問題,(2)一般問題,(3)臨床問題が
それぞれ別々に採点される,ということはもう知ってますよね?
この3ブロックについて,定められた基準
(必修は80%の絶対基準,一般と臨床は60~70%の相対基準)
をすべてクリアして,はじめて合格となるわけです.
配点の表を見てもわかるとおり,臨床問題は1問3点と高く見えますが,
結局600点満点で採点されるのですから,
200点満点の一般問題と,実質的には1問の重さは全く変わらないのです.
(必修問題はその中の一般と臨床が合計されるため,臨床問題の比重が高くなります)
たとえ臨床問題で600点満点を取ったとしても,
一般問題で126点だったらあと1点足りず,涙をのむ…
逆に臨床問題368点,一般問題127点,
ほかの基準も満たしていれば,ギリギリでも合格!
医師国試は高得点を狙うのではなく,
バランスよくすべての基準をクリアする試験なのです.
◆ 1月は『サブノート』で“知らない用語”をなくそう! ◆
ではあと1ヵ月ちょっと,具体的にどうすればいいか.
『QB公衆衛生』を解くのは必須です.
毎年,9割以上の受験生が『QB』で公衆衛生対策をしています.
集中してまず1周,弱点の洗い出しで2周,は絶対です.
参考:QB公衆衛生とサブノートをやる時期は?
http://web-informa.com/benkyo/ph/20101221/
しかし,公衆衛生はQBだけでは足りません.
時事的な内容がよく出題されるため,過去問で対応しきれない内容が
ここ最近はよく出るようになりました.
そこで必要なのが,『サブノート』を読み込むこと.
1月は『サブノート』を使って, “知らない公衆衛生用語”をなくしていきましょう.
例えば…1つ例を出します.
「地域包括支援センター」という用語,みなさん知ってますか?
この言葉,前回のガイドライン改訂で追加され,
103回国試ではじめて出題されました.しかもいきなり,3問も.
「地域包括支援センター」,この言葉からは何のことかわからず,
正答率がかなり低くなりました.
でも「地域包括支援センター」が“高齢者に関する施設”だと知っていれば,
細かい事業内容を覚えていなくても,正解を選ぶことができたのです.
もちろん,新しい内容なのに細かいことを聞いてくる問題も,出題されています.
新手の用語の登場,これに対処するには『サブノート』が一番です.
■サブノート 保健医療・公衆衛生
http://www.medicmedia.com/doctor/book/sn.html
■クエスチョン・バンク 公衆衛生
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_pub.html
今年の『サブノート』は,予防接種や感染症法など,新しい情報になっています.
もちろん統計も更新しました.
面倒でも,新しい『サブノート』と『QB公衆衛生』を使ってくださいね.
それではみなさん,どうぞよい年を!
(編集部 K)
投稿:2011年12月28日 カテゴリ:● 公衆衛生
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編集部のKです.こんにちは.
そろそろ卒試も終わり,国試に向けて本気モードに突入!という時期でしょうか.
さて,国試対策で後回しになるけれど,決しておろそかにできない科目,
それは「公衆衛生」です.
なぜおろそかにできないか,という話は追々するとして,
みなさん公衆衛生の対策を,いつ頃はじめているのでしょうか?
昨年度のモニターさんにアンケートをとったところ,
『サブノート』と『QB公衆衛生』に取りかかった時期を,次のように答えてくれました.
■ 『サブノート』と『QB公衆衛生』使用開始時期(回答98人)

両方とも,「12月から始めた」という人が3割,
10月と11月に始めた人を合わせると,7割強の人がもう始めていた,
ということになります.
夏休みの宿題,あなたは先にやる派でした? 31日にまとめてやる派でした?
31日になって始めて,万が一やりきらなくとも,
宿題だったら怒られればよいだけですが…国試はそうはいきません.
公衆衛生を見るのがオックウな人でも,
取りあえず一度は『QB公衆衛生』のページを開いて,まずは1周こなしましょう.
さて次は,「公衆衛生にどれだけ日数を使ったか」です.
■ 公衆衛生対策に費やした日数(回答98人)

だいたい,「4~7日」「2週間以内」「3週間以内」という人がほとんどですね.
そう,あまりダラダラやっても仕方がありません.短期勝負です.
では,どうやって短期間にこなせばよいのでしょうか.
【step 1】 なにはともあれ,まずは『QB公衆衛生』を解く!
まずは1st stepとして,
どういう分野の問題が出題されるか,全体像の把握をします.
それには,『QB公衆衛生』を解いてみるのが手っ取り早いです.
『QB公衆衛生』は450頁弱,集中すれば1週間で1周することができます.
ぜひ,12月中に1周目を終わらせておきましょう!
ひとくちに「公衆衛生」といっても,医療費の問題から法律・制度,
高齢者,母子,労働衛生,食品保健…と,“広く・深く”出題されます.
もと受験生のUさんが言うには,
「最初『サブノート』を頭から読んでいったんだけど,
どこを覚えればいいのかわからなくて,
結局,『QB』から解くことにしました.」
ということでした.
“はじめに全体像をつかむ”ことが,ここでも重要になってきます.
多くの大学は,公衆衛生の授業が4年生のうちに終わってしまうため,
国試まで大きなブランクがあります.
そこで,『QB公衆衛生』で出題傾向を読み取りながら
頭の中にレールを敷いていこう,というわけです.
解き進めるときのポイントとして,Uさんはこう言っていました.
「公衆衛生は古い問題の焼き直しが多いので,
“正解が導き出せればOK”ではなく,
全部の選択肢に○×をつけて演習しておくことが大切です.
つまずいたところは必ず『サブノート』で確認しておく!
ここを面倒くさがらないことです」
【step 2】 『サブノート』を読み込み,知らない単語をなくす!
2nd stepとして,
直前の1月は「知らない単語」をなくしていきましょう.
そのためには,時間の許す限り『サブノート』を読み込むことです.
『サブノート』はいわば“公衆衛生版イヤーノート”.
ここ10年の国試で出題されたところが青字で示されています.
青字を中心に,周囲の記述にも目を広げるように読んでいくのがおすすめ.
ガイドラインにあるのに,まだ出題されていないテーマは,
『QB公衆衛生』付録の「よみトク」や「予想問題」でもフォローしているので,
それらを活用し,ガイドラインの穴を埋めていきましょう!
【step 3】 『データ・マニュアル』で最後に仕上げる!
最後のstepとして,
国試直前期の2月は,頻出問題のチェックと弱点の洗い出しをしましょう.
一番使えるアイテムが,『データ・マニュアル』.
何度も繰り返し出題される問題は1問にまとめ,
出題回を肩のせで示しているので,
「肩のせが多い問題=頻出問題」が一目瞭然なんです.
例えば,『データ・マニュアル』のp.28から2問ほど見てみましょう.
「○」か「×」で解答してみてください.
【1】診療録の記載および保存の義務は,医師法によって定められている.
【2】守秘義務については医師法に規定されている.
正解は【1】は○,【2】は×(正解は刑法)でした.
肩のせを見てみると,前者は過去12回,後者は過去4回も
出題されていることがわかります.
頻出問題は取りこぼさないように,必ずチェックしておきたいですよね!
もと受験生,Iさんはこう言ってしました.
「DMは,例えば母子保健なら,
妊産婦死亡,死産…というようにテーマ別で整理してあるので,
そのテーマの中で知識の穴がないかを確認するのにとても便利.」
解説を短く整理してあり,1問を解くのに時間がかからないので,
Iさんは苦手なテーマを繰り返し解いたり,
弱点を洗い出すのに使っていたようです.
「頻出問題のチェック」と「弱点の洗い出し」の両方が済んだら,
最後の仕上げとして,人口・母子保健・食中毒の統計など,
その中でも暗記すべき内容を整理していきましょう.
◇◇◇◇◇◇
以上,それぞれの本の特徴をお伝えしつつ,
公衆衛生の対策法をご紹介しました.
今からはじめる公衆衛生対策の参考にしていただければ幸いです.
(編集部 K)
■サブノート 保健医療・公衆衛生 2012
http://www.medicmedia.com/doctor/book/sn.html
■クエスチョン・バンク vol.6 保健医療・公衆衛生 2012
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_pub.html
投稿:2011年11月25日 カテゴリ:● 公衆衛生
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さて,「近年の国試でよく出ている問題」の公衆衛生編,
第4弾にして最終回です.
今回は必修の内容も多いので,目新しい内容ではありませんが,
「うんうん,そうだよね」と頷きながら読んでいただければと思います.
◆◆ 患者の権利・義務 ◆◆
必修問題として,毎年必ず1問以上出題されている
「インフォームドコンセント」.
まんべんなく問われるので必ず全問解いておいてもらいたいのですが,
特によく聞かれる内容をピックアップしてみました.
●医療法で定められている.(医師法とのひっかけ!)
●患者の自己決定権>医師の裁量権
●手術等を行う場合と行わない場合の危険性を説明する.
●緊急時で時間的に余裕がないときは省略してもよい.
また,以下の言葉が出てきたら×なので要注意.
●説得を行う→×(強制的であるため)
●免責文書を作成する→×(医師の免責目的ではない)
(★『QB公衆衛生』p.8~13を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 医療の質と安全の確保 ◆◆
医療事故対策について,国試でも毎年1問程度出題されています.
以下を確認しておきましょう!
●クリニカルパス(診療スケジュール表)
●PCDA(製品や業務の「質改善の方法論」)
●インシデント(ヒヤリ・ハット)も報告書を提出する
(★『QB公衆衛生』p.22~28を解いて確認してみましょう!)
また,これも毎年1問出題のある臨床試験については,
以下の内容をチェック!
●ヘルシンキ宣言(ヒトを対象とする医学的研究の倫理的原則)に基づき,
被験者の利益>科学的・社会的利益
●GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)では,
(1)説明・同意は口頭ではなく文書で行う.
(2)IRB(倫理審査委員会)を置く.
(★『QB公衆衛生』p.17~21を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 死亡診断書・死体検案書 ◆◆
患者の死亡を確認した際の医師の取るべき行動として,
「死亡診断書の作成」「死体検案書の作成」「警察署へ届出」
の中から正解を選ばせる問題が,
臨床問題として毎年1問は出題されています.
103回では,「死亡診断書の作成」を選ぶ問題が2問,
「死体検案書の作成」を選ぶ問題が1問出題されました.
ポイントはこの4つ.
(1)異状死体(病死や老衰以外)⇒24時間以内に警察署へ届出
(2)患者の死亡に立ち会った⇒死亡診断書
(3)〃立ち会わなかった⇒死体検案書
(4)(3)の例外:受診後24時間以内に病状進行で死亡⇒死亡診断書
混同しないように覚えてくださいね.
(★『QB公衆衛生』p.48~49,58~63を解いて確認してみましょう!)
***********
さて,今週末はもう国試…!
勉強も大詰めかと思いますが,公衆衛生対策はバッチリでしょうか?
以前,お話をしましたが,
公衆衛生は,平均64問と最も多く出題される科目であり,
不合格になってしまう人ほど,公衆衛生対策が不十分だった
いうことが分かっています.
もし,この時期に公衆衛生対策に不安を感じているならば,
近年5回分の問題(全体の約4割)をブルーの囲みで目立たせていますので,
そこに絞って1周しておきましょう!
1日あれば,充分解き終わるかと思います.
暗記科目なので,直前に解いた問題は,
国試まで記憶に残っているハズ・・・.
いままでの記事でご紹介してきた内容ももちろん出てくるので,
そこは必ず正解してくださいね.
受験生のみなさん,ここからが踏ん張りどころです!
最後まで応援していますので頑張ってください!!
(編集部D子)
※『QB公衆衛生』の詳しい内容はこちら!
【関連記事】
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(1)
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(2)
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(3)
投稿:2011年2月7日 カテゴリ:● 公衆衛生
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「近年の国試でよく出ている問題」の公衆衛生編,第3弾!
早速いってみましょう!!
◆◆チーム医療◆◆
医療関係職種については,
知っていることを大前提として選択肢に混ぜ込まれるので,
ここで今一度確認しておきましょう.
国試で特に何度も問われている職種は以下の通り!
カッコの中は,実際の国試での問われた仕事内容です.
●理学療法士 (義足歩行訓練など運動療法の指導)
●作業療法士 (自助具指導,手工芸指導,利き手交換)
●介護福祉士 (訪問介護,介護の指導)
●ホームヘルパー (身体介護,家事援助)
●ケアマネジャー (介護サービス計画の作成)
●社会福祉士 (福祉の相談)
●医療ソーシャルワーカー(病院間の連携を直接調整)
●言語聴覚士 (発声訓練)
また,102回では「国家資格ではないのはどれか」を問う問題が出ていますが,
国試で問われる職種で「国家資格でない」のは以下の4つだけなので,
覚えてしまいましょう!
●ケアマネジャー,ホームヘルパー,(医療)ソーシャルワーカー,臨床心理士
(★『QB公衆衛生』p.91~95を解いて確認してみましょう!)
◆◆食中毒◆◆
毎年必ず1問は出題される食中毒の問題.
90%以上の事例で病因物質が判明しているのですが,
なにが最も多いか,覚えていますか…?
●事件数→カンピロバクター
●患者数→ノロウイルス が正解です.
また,非常~によく問われるのが,
細菌性食中毒の感染型と毒素型の相違について.
毒素型(ボツリヌス菌・ブドウ球菌)の特徴を3つ覚えておきましょう.
(1)抗生物質→無効
(2)食前加熱→無効だが,ボツリヌス菌だけは有効
(3)発熱 →まれ
感染型はこの逆になります.((1)有効,(2)有効,(3)発熱あり)
さらに,一般・臨床の両方で問われうる,
病因物質と原因食品の組み合わせですが,よく出るのはこのあたり!
●サルモネラ →鶏卵,生肉
●カンピロバクター→生鶏肉
●ノロウイルス →生ガキ
●腸炎ビブリオ →魚介類
●ブドウ球菌 →弁当
サルモネラとカンピロバクターは潜伏期間で見分けてくださいね.
※2日までならサルモネラ,2日以上はカンピロバクターです.
(★『QB公衆衛生』p.334~344を解いて確認してみましょう!)
◆◆母子保健◆◆
近年よく出る母子保健ネタを,もう1つ忘れていました.
ズバリ「働く女性のための休暇・給付」についてです!
最重要ポイントは,「産前休暇は6週間,産後休暇は8週間」ということ.
100回,103回ではこの週数が問われています.
また,101回,104回では,
出産・育児に関する給付を知っているかを問う出題がありました.
以下の3つを覚えておきましょう!
(1)出産育児一時金(1児ごとに42万支給)
(2)出産手当金 (産休中の生計費補助)
(3)育児休業給付金(育休中の生計費補助)
※カッコ内は覚えなくて大丈夫です.理解の助けにしてください.
また,妊産婦は事業主に,
休日・深夜労働の制限,労働時間の短縮,軽易業務転換などを
請求する権利があります.
このあたりは一般常識で解けるかも知れませんが,
『サブノート』p.220下の一覧表を確認しておけばバッチリです.
(★『QB公衆衛生』p.233,245~247を解いて確認してみましょう!)
次回,月曜日が最終回!
復習しながら待っていてくださいね(^O^)♪
※『QB公衆衛生』の詳しい内容はこちら!
【関連記事】
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(1)
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(2)
投稿:2011年2月4日 カテゴリ:● 公衆衛生
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さてさて今週は,
近年の国試でよく出ている問題の公衆衛生編,第2弾です.
◆◆ 障害者保健 ◆◆
障害者保健では,言葉の意味を正確に理解しているかが問われます.
なかでも,国際機能分類(ICF)の障害の概念は最頻出ポイント.
国試では,
「○○により××ができない状況は下の3つのどの障害に当てはまるか」
が問われることが多いです.
機能障害(例:疾病により足が麻痺している)
活動制限(例:麻痺により歩行障害が生じている)
参加制約(例:歩行障害により仕事に就けない)
ちなみに,103回,104回では,その背景となる因子として,
環境因子(配偶者の存在など),個人因子(性別・年齢など)
という言葉の理解まで求められる出題があります.
他にも,ノーマライゼーション(障害者と健常者が共に暮らせる社会を目指す)
の具体例がバリアフリー化の促進であるということも覚えておいてください.
(★『QB公衆衛生』p.121~123を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 感染症対策 ◆◆
感染症については目新しい内容ではないのですが,
基礎知識として問われるのが以下の3つです.
(1)それぞれの感染症が何類か
(2)1~4類は診断後直ちに,5類の全数把握は7日以内に保健所に届け出る
(3)1・2類は入院の勧告・措置の対象になる
(★『QB公衆衛生』p.298~302を解いて実力試し!)
◆◆ 産業保健 ◆◆
学校医について問われる頻度はそう高くもないのですが,
産業医についてはほぼ毎年必ず1問出題されています.
特に何度も問われるポイントを穴うめにしてみたので
チャレンジしてみてください.
産業医は〔1.○○法〕で規定され,
労働者が〔2.○○人〕以上の事務所では1人選任する.
月に1回以上の〔3.○○〕が義務のほか,
職務として健康診断の実施,健康障害の原因調査などを行う.
なお,業務上疾病の認定は産業医ではなく〔4.○○〕が行う.
医師は産業医の資格を〔5.有する・有さない〕.
答え→1.労働安全衛生法 2.50人 3.職場巡視 4.労働基準監督署長
5.有さない(医師免許以外に所定の研修が必要)
ちなみに,「作業場の環境測定」を行うのは作業環境測定士です.
産業医の職務のひっかけで問われるので間違えないように注意.
(★『QB公衆衛生』p.362~365が解けるか確認してみましょう!)
まだ続きますよ~!!
※『QB公衆衛生』の詳しい内容はこちら!
【関連記事】
公衆衛生特集:近年の国試でよく出ている問題とは!?(1)
もう1周した?『QB公衆衛生』と『サブノート』をやる時期
コストパフォーマンスが意外と高い『QB公衆衛生』
投稿:2011年1月28日 カテゴリ:● 公衆衛生
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みなさんこんにちは,D子です.
毎年国試の公衆衛生分野をみていると,
「あー,この手の問題,最近毎年出ているよなー…」
なんて思う問題も出てくるものです.
そこで今週から,
国試で特によく問われているものをご紹介していきたいと思います!
昨年ご好評をいただきましたので,
今年はそれに104回の内容や新規の項目を加えた
パワーアップ版でお伝えしていきたいと思います.
『QB公衆衛生』の何ページに載っているかも書いておいたので,
ささっと解いて確認してみてくださいね.
◆◆ 母子保健 ◆◆
まずは,母子保健で毎年出題される「児童虐待」の問題.
繰り返し何度も問われるポイントは,
「児童虐待を発見 ⇒ 児童相談所に通告(届出)」ということ!
ちなみに,『児童虐待防止法』6条では,
通告先を「福祉事務所もしくは児童相談所」としているのですが,
国試ではいつも「児童相談所」のほうが聞かれています.
101・102・103回では,
「癒合した肋骨骨折を認める」「表情に乏しい」「発育は標準以下」
などの児の所見から児童虐待を判断した上で,
医師の対応(児童相談所に通告)を問う症例問題として出題されています.
また,103回では「被虐待児の対応に関与しない施設」として,
104回では「高齢者虐待の通報先」として,
地域包括支援センターを選ばせる問題が出題されています.
「高齢者虐待を発見⇒市町村(が運営する地域包括センター)に通報」も
ポイントなので,ぜひ合わせて覚えておいてくださいね.
(★『QB公衆衛生』p.251~254を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 予防医学 ◆◆
予防医学では,ズバリ「一次・二次・三次予防」の違いが頻出です.
具体的には,
● 一次予防はどれか.
a 健康診断
b 理学療法
c 予防接種
d 人間ドック
e 機能訓練
というような問題です.(ちなみに正解はc予防接種)
過去によく問われているのが,
一次予防 = 予防接種
二次予防 = 健康診断
三次予防 = リハビリ
の組み合わせですが,他に何パターンも出題例があるので
『サブノート』p.184または『QB公衆衛生』p.207の
一覧表を確認しておきましょう.
ちなみに,101回では一次予防,
103回では三次予防を選ばせる問題が出題されています.
(★『QB公衆衛生』p.207~209を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 高齢者保健 ◆◆
今,世間的にも注目度の高い「介護保険」!
制度に関して,毎年必ず1問は出題されるので復習しておくべし!です.
また,症例問題でも毎年1問程度が出題されています.
まず,制度に関してですが,
要介護認定の申請先(市町村および特別区),
ケアプランの作成者(基本はケアマネだけど本人でもOK)などなど,
毎回よく違う問題を作るなぁ…と感心するくらい細々と聞いてくるので,
少なくとも過去問レベルは完璧に理解しておいてください!
特によく出るのは,
保険者(市町村および特別区)と被保険者(40歳以上のすべての国民が強制加入)
ですかね.この場で覚えちゃいましょう☆
また,症例問題として,それぞれ介護状況の異なる患者に対しての
医師の対応を問われます.
判断のポイント2つもおさえておきましょう.
(1) 「特別養護老人ホーム」は,“常時の介護”を必要とするが
“居宅で介護を受けることが困難”な者しか入所できない.
(2) 「要支援」では施設サービスを受けられない.
また,制度の問題,症例問題ともに,
103回以降,「地域包括支援センター」という単語が
当たり前のように出てくるようになったので,
下のQBの問題で出方をチェックしておいてくださいね!
(★『QB公衆衛生』p.260~281を解いて確認してみましょう!)
来週に続きますー.
(編集部 D子)
【関連記事】
もう1周した?『QB公衆衛生』と『サブノート』をやる時期
コストパフォーマンスが意外と高い『QB公衆衛生』
公衆衛生,実はこんなに国試に出る!?
投稿:2011年1月21日 カテゴリ:● 公衆衛生
Comments: none
編集部のKです.こんにちは.
そろそろ2月に向けて,エンジンかけなきゃと思っている人,多いですよね.
昨年の先輩たちは,公衆衛生対策をいつ頃はじめていたのでしょうか?
メディックメディアのモニターアンケートでは,
『サブノート』と『QB公衆衛生』に取りかかった時期を,次のように答えてくれました.
■ 『サブノート』と『QB公衆衛生』使用開始時期(回答98人)

両方とも,「12月からはじめた」という人が3割,
10月と11月にはじめた人を合わせると,7割強の人がもうはじめていた,
ということになります.
夏休みの宿題,あなたは先にやる派でした? 31日にまとめてやる派でした?
遅くはじめて,万が一やりきらなくとも,
宿題だったら怒られればよいだけですが,国試はそうはいきません…
公衆衛生がおっくうな人でも,
取りあえず一度はページを開いて,とっつきやすいテーマからはじめましょう.
さて次は,「公衆衛生にどれだけ日数を使ったか」です.
■ 公衆衛生対策に費やした日数(回答98人)

だいたい,「4~7日」「2週間以内」「3週間以内」という人がほとんどですね.
そう,あまりダラダラやっても仕方がありません.短期勝負です.
では,どうやって短期間にこなせばよいのでしょうか.
******
【step 1】 なにはともあれ,まずは『QB公衆衛生』を解く!
******
まずはfirst stepとして,
どういう分野の問題が出題されるか,全体像の把握をします.
それには,『QB公衆衛生』を解いてみるのが手っ取り早いです.
『QB公衆衛生』は薄いので,集中すれば1週間で1周することができます.
ぜひ12月中に1周目を終わらせておきましょう!
もと受験生のUさんが言うには,
「最初『サブノート』を頭から読んでいったんだけど,
どこを覚えればいいのかわからなくて,
結局,『QB』から解くことにしました.」
ということなんですね.
ほとんどの大学は公衆衛生の授業が4年生のうちに終わってしまうため,
国試まで大きなブランクがあります.
また,定期試験に国試の過去問を取り入れている大学が少ないため,
国試レベルの公衆衛生って,
問題を解いてみるまでピンとこないと思うんです.
そこで,『QB公衆衛生』で出題傾向を読み取りながら
頭の中にレールを敷いていこう,というわけです.
解き進めるときのポイントとして,Uさんはこう言っていました.
「公衆衛生は古い問題の焼き直しが多いので,
“正解が導き出せればOK”ではなく,
全部の選択肢に○×をつけて演習しておくことが大切です.
つまずいたところは必ず『サブノート』で確認しておく!
ここを面倒くさがらないことです」
******
【step 2】 『サブノート』を読み込み,知らない単語をなくす!
******
second stepとして,
1月は「知らない単語」をなくしていきましょう.
そのためには,時間の許す限り『サブノート』を読み込むことです.
『サブノート』はいわば“公衆衛生版イヤーノート”.
ここ10年の国試で出題されたところを青字で示しているため,
青字を中心に,周囲の記述にも目を広げるように読んでいくのがおすすめ.
ガイドラインの新項目は,
『QB公衆衛生』付録の「よみトク」や「予想問題」でもフォローしているので,
それらを活用し,ガイドラインの穴を埋めていきましょう!
******
【step 3】 『データ・マニュアル』で最後に仕上げる!
******
最後のstepとして,
国試直前期の2月は,頻出問題のチェックと弱点の洗い出しをしましょう.
一番使えるアイテムが,『データ・マニュアル』.
何度も繰り返し出題される問題は1問にまとめ,
出題回を肩のせで示しているので,
「肩のせが多い問題=頻出問題」が一目瞭然.
例えば,『データ・マニュアル』のp.26とp.28から2問ほど見てみましょう.
「○」か「×」で解答してみてください.
【1】守秘義務については医師法に規定されている.
【2】診療録の記載および保存の義務は,医師法によって定められている.
正解は【1】が×で(正解は刑法),【2】は○です.
肩のせを見てみると,前者は過去4回,後者は過去12回(!)も
出題されていることがわかります.
頻出問題ははずさないように,必ずチェックしておきたいですよね!
もと受験生,Iさんはこう言ってしました.
「DMは,例えば母子保健なら,
妊産婦死亡,死産…というようにテーマ別で整理してあるので,
そのテーマの中で知識の穴がないかを確認するのにとても便利.」
解説を短く整理してあり,1問を解くのに時間がかからないので,
Iさんは苦手なテーマを繰り返し解いたり,
弱点を洗い出すのに使っていたようです.
「頻出問題のチェック」と「弱点の洗い出し」の両方が済んだら,
最後の仕上げとして,人口・母子保健・食中毒の統計など,
その中でも暗記すべき内容を整理していきましょう.
◇◇◇◇◇◇
以上,それぞれの本の特徴をお伝えしつつ,
公衆衛生の対策法をご紹介しました.
今からはじめる公衆衛生対策の参考にしていただければ幸いです.
(編集部 K)
投稿:2010年12月21日 カテゴリ:● 公衆衛生
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編集部のKです.どうもこんにちは.
公衆衛生,みなさんもう勉強されていますか?
「公衆衛生か…メジャー科目の消化器や呼吸器と同じくらいQBが厚くて,
ちょっと手が出しづらいんですよね」
そういう方も,中にはいるはず.
でも実は,『QB公衆衛生』は,他の章のQBと比べると
めちゃくちゃコストパフォーマンスが高い1冊なんです.
今日はそれを裏付けるデータをお見せしましょう.
メディックメディアが独自に出している,
QB各章のコストパフォーマンス,その名も“QCP”です.
■ QB各章のコストパフォーマンス(QCP)
“QCP”は,近年5回分の各科目の平均出題数と,
QBの各章の問題数・頁数とを比較して,
どれだけ効率の良い章か,良くない章かを数値化したものです.
“QCP”が高いほど,
QBの掲載問題数・頁数の割に国試の出題が多い,
ということを示しているわけです.
さて各章を比較してみると,公衆衛生は,
「呼吸器」「救急」「精神科」あたりと並んで
非常にコストパフォーマンスが高くなっていますね.
特にページ数のコストパフォーマンスを見ると,
QB全章の中でもトップの15.43という数字を弾き出しています.
何でこんなにコストパフォーマンスが高いのか?
まあ画像が少ないということもあるのですが,
解説を本当に必要最小限に絞って(でもまとめは適材適所に配置)
どんどん効率よく進められるように,工夫しているからなんです.
ちなみに今秋に出た2011年版の『QB公衆衛生』は,
2010年版より問題数が6問増えて,
MINIMUM ESSENCEも4点増やしたのに,
ページ数は8ページ減らしました.
国試では,公衆衛生は毎年60問ほど出題されます.
実は落としてはいけない重要科目.
やればやるほど,得点に直結する公衆衛生.
他のものよりコストパフォーマンスの高い『QB公衆衛生』を
使わない手はありません.
◆とにかく1周したい『QB公衆衛生』
6年生のみなさんにお願いしたいのは,
直前まで公衆衛生を(夏休みの宿題のように)残しておくのではなく,
まずは年内に1周目を解いて,
「公衆衛生で何が問われるか」を把握してほしい,ということです.
公衆衛生は,単純に“覚える”だけでなく,
“理解する”ことが必要な部分も意外とあります.
『QB公衆衛生』を解いた後,『サブノート』で理解を深める,
という流れが必要になってくるので,
ひとまず,自分に何が足りないか,レールを敷いて掴んでほしいんです.
ただ『QB公衆衛生』には,
他の章にある“1周目問題”マークを付けていません.
重要問題の密度の高い『QB公衆衛生』に“1周目問題”を設定すると,
80~90%の問題にマークがついてしまって,
1周目の意味がなくなってしまうからです.
まあそれだけ,古い問題・重複テーマを削って
コストパフォーマンスを上げていることの裏返しでもあるのですが…
そのかわり『QB公衆衛生』では,
100~104回の“近年5年分”の問題を他章と同じ青枠で囲んでいます.
てっとり早く1周したい人は“近年5年分”に絞ってみましょう.
公衆衛生は2~3年前の問題と同じテーマが繰り返されることがあるので
その意味でも“近年5年分”に集中するのは大事ですよ.
公衆衛生特集,また次回お届けします!
(編集部 K)
投稿:2010年12月10日 カテゴリ:● 公衆衛生
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6年生のみなさん,こんにちは.編集部のKです.
もう明日から12月です.国試まであと,2ヵ月半!
そろそろ手をつけなければならない科目があります.そう,「公衆衛生」です.
「えっ,でもまだメジャー終わってないし…直前で詰め込んで何とかするよ」
そういう方もいるでしょう.いいんです.
でも,公衆衛生が国試でどれだけのウエイトを占めるか,
今のうちに知っておきましょう.
◆ 一般問題に占めるウエイトに注目 ◆
国試で最も出題される科目,それは「公衆衛生」です.
「循環器」でも「神経」でも「呼吸器」でもありません.
公衆衛生は毎年だいたい60問程度出題されます.
国試500問のうち,12%を占めるわけです.
104回は若干多く,69問も出題されました(弊社基準によるカウント).
公衆衛生69問の内訳は,
●一般問題…40問!(一般全体の20%)
●必修問題…20問!(必修全体の20%)
●臨床問題…9問!(臨床全体の4.5%)
特に一般と臨床に占める割合が大きいことがわかります.
「でも,一般問題は1問1点だから,
1問3点の臨床問題,つまりメジャー科目のほうに
力を入れるのがお得ですよね?」
と言われる方がいるのですが,それは落とし穴です.
次の表で,国試の配点を復習しましょう.

医師国試では,(1)必修問題,(2)一般問題,(3)臨床問題が
それぞれ別々に採点されるんでしたよね?
この3ブロックについて,定められた基準
(必修問題は80%の絶対基準,
一般問題と臨床問題は60~70%の相対基準)
をすべてクリアして,はじめて合格となるわけです.
配点の表を見てもわかるとおり,
臨床問題は1問3点と高く見えるけれども,
結局600点満点で採点されるのですから,
200点満点の一般問題と,
実質的には1問の重さは全く変わらないのです.
(必修問題はその中の一般と臨床が合計されるため
臨床問題の比重が高くなります)
たとえ臨床問題で600点満点を取ったとしても,
一般問題で122点だったらあと1点足りず,涙をのむ…
逆に臨床問題378点,一般問題123点,
ほかの基準も満たしていれば,ギリギリでも合格!
医師国試は高得点を狙うのではなく,
バランスよくすべての基準をクリアする試験なのです.
◆ 最も「合格」と「不合格」の差がつくのも公衆衛生 ◆
ここでもうひとつ,公衆衛生の重さがわかるデータを見ておきましょう.
4,600人以上が参加した「104回国試採点サービス」のデータから,
「合格者」と「不合格」の平均得点数にどれくらいの開きがあるか,
科目別に算出しました.

(クリックして拡大表示)
この表,「不合格者分析」のメルマガで出てきたことがあるので,
見覚えのある方もいるかと思います.
「合格者」と「不合格」の点差は,問題数が多ければ開きも出てくるのですが,
公衆衛生はなんと10.3点差!
受かった人と落ちた人との差は,
公衆衛生を勉強したか,しなかったかにある,といっても過言ではないのです.
公衆衛生,苦手な方も多いと思います.
メジャー,マイナーは「医学」の勉強ですが,公衆衛生は「医療」の勉強.
いくら社会的に必要だと言われても,とっつきにくいですよね.
でも,実は勉強すれば得点効率の高い科目.
そして一度頭に入れてしまえば,早々消えることはないんです.
まだ本を用意していない人は,
今年版の「QB公衆衛生」と「サブノート」を購入しておきましょう.必須です.
■QB公衆衛生2011
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_pub.html
■サブノート2011
http://www.medicmedia.com/doctor/book/sn.html
この2冊を使ってどう効率よく勉強するか.
次回はそれをお話したいと思います.
(編集部 K)
投稿:2010年11月30日 カテゴリ:● 公衆衛生
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さて,「近年の国試でよく出ている問題」の公衆衛生編,
第3弾にして最終回です.
今回は必修の内容も多いので,目新しい内容ではありませんが,
「うんうん,そうだよね」と頷きながら読んでいただければと思います.
早速いってみましょう!!
◆◆ 患者の権利・義務 ◆◆
必修問題として,毎年必ず1問以上出題されている
「インフォームドコンセント」.
まんべんなく問われるので必ず全問解いておいてもらいたいのですが,
特によく聞かれる内容をピックアップしてみました.
●医療法で定められている.(医師法とのひっかけ!)
●患者の自己決定権>医師の裁量権
●手術等を行う場合と行わない場合の危険性を説明する.
●緊急時で時間的に余裕がないときは省略してもよい.
また,以下の言葉が出てきたら×なので要注意.
●説得を行う→×(強制的であるため)
●免責文書を作成する→×(医師の免責目的ではない)
(★『QB公衆衛生』p.8~14を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 医療の質と安全の確保 ◆◆
医療事故対策について,国試でも毎年1問程度出題されています.
以下を確認しておきましょう!
●クリニカルパス(診療スケジュール表)
●PCDA(製品や業務の「質改善の方法論」)
●インシデント(ヒヤリ・ハット)も報告書を提出する
(★『QB公衆衛生』p.22~28を解いて確認してみましょう!)
また,これも毎年1問出題のある臨床試験については,
以下の内容をチェック!
●ヘルシンキ宣言(ヒトを対象とする医学的研究の倫理的原則)に基づき,
被験者の利益>科学的・社会的利益
●GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)では,
(1)説明・同意は口頭ではなく文書で行う.
(2)IRB(倫理審査委員会)を置く.
(★『QB公衆衛生』p.18~21,23を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 死亡診断書・死体検案書 ◆◆
患者の死亡を確認した際の医師の取るべき行動として,
「死亡診断書の作成」「死体検案書の作成」「警察署へ届出」
の中から正解を選ばせる問題が,
臨床問題として毎年2問ほど出題されています.
103回では,「死亡診断書の作成」を選ぶ問題が2問,
「死体検案書の作成」を選ぶ問題が1問出題されました.
ポイントはこの4つ.
(1)異状死体(病死や老衰以外)⇒24時間以内に警察署へ届出
(2)患者の死亡に立ち会った⇒死亡診断書
(3)〃立ち会わなかった⇒死体検案書
(4)(3)の例外:受診後24時間以内に病状進行で死亡⇒死亡診断書
混同しないように覚えてくださいね.
(★『QB公衆衛生』p.47~48,58~63を解いて確認してみましょう!)
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以上,いかがでしたでしょうか.
そういえば先日,読者葉書で「公衆衛生も1周目問題を設定してほしい」
というご意見をいただいたのですが,ここでお答えしておきます.
他科のQBでは全体の約5~6割の問題が1周目問題となっていますが,
QB公衆衛生は,より重要な問題だけに絞って掲載しているため,
1周目問題を設定しようとすると,
全体の約8~9割の問題が1周目問題になってしまいます.
それでは意味がないということで,1周目を設定していないのです.
では,なぜ問題を絞って掲載しているのでしょうか.
公衆衛生といえば,「国試500問中60問も出る」けれど
「対策に時間をかけたくない」分野.
これを1冊にギュッとまとめることで,
直前の短期間で一気に習得できるようにしているのです.
1周目問題がないかわりに,
近年5回分の問題(全体の約4割)は青の囲みで目立たせていますので,
そこに絞って1周解いて,近年の傾向を探るのも有効な手かと思います.
この記事でご紹介してきた内容ももちろん出てくるので,
そこはばっちり正解してもらえると嬉しいです(笑).
国試まであと1週間….勉強も大詰めかと思いますが,
ここからが踏ん張りどころです!
最後まで応援していますので頑張ってくださいね!!
(編集部D子)
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【関連記事】
公衆衛生特集1 近年の国試でよく出ている問題とは!?
公衆衛生特集2 近年の国試でよく出ている問題とは!?
投稿:2010年2月5日 カテゴリ:● 公衆衛生
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