◆◆ 医療の質と安全の確保 ◆◆
医療事故対策について,国試でも毎年1問程度出題されています.
以下を確認しておきましょう!
●クリニカルパス(診療スケジュール表)
●PCDA(製品や業務の「質改善の方法論」)
●インシデント(ヒヤリ・ハット)も報告書を提出する
(★『QB公衆衛生』p.22~28を解いて確認してみましょう!)
また,これも毎年1問出題のある臨床試験については,
以下の内容をチェック!
●ヘルシンキ宣言(ヒトを対象とする医学的研究の倫理的原則)に基づき,
被験者の利益>科学的・社会的利益
●GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)では,
(1)説明・同意は口頭ではなく文書で行う.
(2)IRB(倫理審査委員会)を置く.
(★『QB公衆衛生』p.18~21,23を解いて確認してみましょう!)
◆◆ 死亡診断書・死体検案書 ◆◆
患者の死亡を確認した際の医師の取るべき行動として,
「死亡診断書の作成」「死体検案書の作成」「警察署へ届出」
の中から正解を選ばせる問題が,
臨床問題として毎年2問ほど出題されています.
103回では,「死亡診断書の作成」を選ぶ問題が2問,
「死体検案書の作成」を選ぶ問題が1問出題されました.
ポイントはこの4つ.
(1)異状死体(病死や老衰以外)⇒24時間以内に警察署へ届出
(2)患者の死亡に立ち会った⇒死亡診断書
(3)〃立ち会わなかった⇒死体検案書
(4)(3)の例外:受診後24時間以内に病状進行で死亡⇒死亡診断書
混同しないように覚えてくださいね.
(★『QB公衆衛生』p.47~48,58~63を解いて確認してみましょう!)
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以上,いかがでしたでしょうか.
そういえば先日,読者葉書で「公衆衛生も1周目問題を設定してほしい」
というご意見をいただいたのですが,ここでお答えしておきます.
他科のQBでは全体の約5~6割の問題が1周目問題となっていますが,
QB公衆衛生は,より重要な問題だけに絞って掲載しているため,
1周目問題を設定しようとすると,
全体の約8~9割の問題が1周目問題になってしまいます.
それでは意味がないということで,1周目を設定していないのです.
では,なぜ問題を絞って掲載しているのでしょうか.
公衆衛生といえば,「国試500問中60問も出る」けれど
「対策に時間をかけたくない」分野.
これを1冊にギュッとまとめることで,
直前の短期間で一気に習得できるようにしているのです.
1周目問題がないかわりに,
近年5回分の問題(全体の約4割)は青の囲みで目立たせていますので,
そこに絞って1周解いて,近年の傾向を探るのも有効な手かと思います.
この記事でご紹介してきた内容ももちろん出てくるので,
そこはばっちり正解してもらえると嬉しいです(笑).
国試まであと1週間….勉強も大詰めかと思いますが,
ここからが踏ん張りどころです!
最後まで応援していますので頑張ってくださいね!!
(編集部D子)
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