
補体の重要な役割であるMAC(膜傷害複合体)による傷害作用と,
オプソニン作用について,丸わかりですね.
「あれ? 補体はアレルギー機序にも関与って書いてあるぞ.
え~と,どんな感じだったっけ」
ということで、今度は同じ『免疫』の章の中の,
“アレルギー”の頁にとんでみましょう.

この図などはII型アレルギーについて整理されているので,
MACとオプソニン作用がどのように細胞傷害に関わっているかを
ひと目で確認することができますね.
「そうそうII型は抗体が細胞に結合して…って機序ね.
AIHAとか橋本病なんかもこのタイプだったよなあ.
じゃあ今度は補体が欠損した場合はどうなるんだっけ?」
というわけで次に「免疫不全」の頁を見てみます.

この図表を見ると,免疫不全と易感染性となる微生物の対応がよくわかります.
補体の欠損によって,どのような微生物に易感染性を示すかも一目瞭然ですね.
「そうそう,補体欠損症はナイセリア属に易感染性だよね.
ところでナイセリア属って何だったっけ? 俺って何でもすぐ忘れるなあ…」
いえいえ,そんな方のために本書はありますよ.
今度は『感染症』の章にとぶことで,
淋菌や髄膜炎菌といったナイセリア属の分類や,
疾患の病態を即座に確認できるわけです.


どうですか? まさに至れり尽くせりじゃないですか?
このように,
今までの病みえシリーズ同様の特徴的な図や豊富な写真に加え,
『免疫』→『感染症』や,『免疫』→『膠原病』といったように,
各分野を連携させて“立体的に”学習できるのが本書の特徴といえます.
類書とはひと味もふた味も違います.
ミロはココア味だけどココアじゃなく麦芽飲料なんですよ!
というわけで,
本書はこれから学校の試験やCBTを受けようという方には,
学習の効率性という点でもちろんオススメ.
また,国試を受ける前に羅列的な基礎事項をサッと整理しておきたい,
なんて方にも有用です.
まずは書店・生協などで手にとってみてくださいね!!
(編集H.S)