実際,103回国試では,
「地域包括支援センター」(F2,E43),「入院診療計画書」(B18,F9)
など,ガイドラインに追加された項目から早速出題されており,
「知らない言葉だから解けなかった」という人もいたようです.
これらの穴を埋めるにはどうしたらいいのか.
「予想問題を作ったらいいじゃないか」という話が挙がりましたが…
国試の問題を予想するのはとても難しいことなのです.
でも,
「問題として解いておけば記憶に残るのに」という受験生の声にも答えたい.
それなら,
「新しい言葉を確認するための予想問題ならあってもいいじゃないか」
という話になり,
“ガイドラインの改定で新たに追加された項目”と
“国試でまだ出題のない項目”から,40問の予想問題を作成しました.
取り上げる項目は,
新旧のガイドラインでどこが新しくなったかを編集部で検証し,
学生の要望も取り入れながら,決定しました.
また,問題だけでなく,
「基本事項」や「補足事項」で周辺知識も充実させています.
予想問題の一例を見てみましょう.

(クリックして画像を拡大)
【 予想問題の一例 】
● 医療安全支援センター ● 地域連携クリティカルパス
● 入院診療計画書 ● 全人的苦痛 ● DNR
● 基準範囲の概念 ● 有意差検定・P値 ● 生存分析 ● NNT
● 特定健康診査・特定保健指導 ● がん対策基本法
● 介護予防 ● 高齢者虐待防止法 ● ユニバーサルデザイン
● 発達障害者支援法 ● 障害者自立支援法 他
この中で,知らない単語が1つでもあった人は,
『QB公衆衛生』でしっかり確認しておいてくださいね!
また,同じく新ガイドライン対策に使えるのが,
昨年の『QB公衆衛生』から付録になった小冊子,「よみトク」.

新ガイドラインで追加された項目の中から,
おさえておきたい内容をピックアップし,わかりやすく解説しています.
103回では,「よみトクを読んでいたから解けた!」なんて声もありました.
「予想問題」と「よみトク」のタッグで
ガイドラインの穴を埋める勉強をしておきましょう!
【ポイント2】 ミニマムエッセンスを15項目掲載!
メジャーの『QB』に載っている“MINIMUM ESSENSE”をご存知ですか?
臨床問題の症例文に出てくる,診断にいたるまでのキーワードを抜き出し,
短文形式でまとめた,いわば「国試的・超まとめ」です.
疾患ごとに整理された臨床問題の最後に載っていて,
ビジュアル的にも,「○○病といったらこれだけをおさえておけばいいんだな」
ってことがわかりやすい.
短文でまとめてあるのもいいし,
青字や太字で強調してあるのは,無条件で注目しちゃう.
これ,公衆衛生にもあったらいいなって思いました.
例えば,
「医療法って何問も出てくるけど,結局どこを覚えればいいの?」
なんてよく聞かれる話….
公衆衛生は,受験生の予備知識が少ない科目なため,
全体像を把握するのに時間がかかる人が多いんです.
そこで,今回の改訂では,
「公衆衛生版 ミニマムエッセンス」を15項目,
法律や制度,統計ごとに作成しました!
でも,メジャーの『QB』のように
“●●がみられたら■■を考える”とまとめるわけにもいかないし…
一体,どういう形になったのか!?
さっそく見てみましょう.

(クリックして画像を拡大)
医療法の場合,まずは「intro」で法律の概要をつかみます.
そして,下のまとめで国試的に重要なところ(=覚えるべきところ)
をチェックします.
「何条なのか」は覚えなくても大丈夫!
でも,条項ごとにまとめているから,短文で見やすいし,
法の原文のニュアンスもわかりやすいと思いませんか?
また,根拠がしっかりしているから,
「法律で規定していることなら覚えておくか」って気にもなりますよね.
もちろん,法律だけではなく制度や統計のミニマムもありますが,
どれも「レイアウトはすっきり」,「キーワードははっきり」伝わるように,
まとめ方を工夫しています.
ラインナップは次のとおりです.
【 ミニマムの一覧 】
● 医師法 ● 刑法 ● 医療保険制度 ● 国民医療費
●人口静態統計(国勢調査) ● 人口動態統計
● 母子保健の統計 ●母子保健法 ● 介護保険法 ● 感染症法
● 検疫法 ●予防接種法 ● 食中毒 ● 労働安全衛生法
「これだけおさえれば,国試に勝ちにいける」まとめになっています.
問題を解きながらの確認や,国試直前のチェックに,
ぜひぜひ役立ててください!
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毎年,公衆衛生シリーズには,
「もうあと1週間でも早く出してほしい!」という要望をいただきます.
でも,8月末に出る最新の「国民衛生の動向」に合わせて
数値や制度を更新しているので,
どうしてもこの時期の発行になってしまうんですよね.すみません.
10月23日に発売される『QB公衆衛生』と『サブノート』.
2冊合わせて使うのが“基本”です.
ではどんなふうに活用していくのか,追ってまたお話しますね(^▽^)
(編集部 D子)